どうも、きーきあっです。
T1(タイの1部リーグ)は2020年12月7日現在13節(一部チームだけ14節消化)が終わって、BGパトゥム・ユナイテッドが未だ無敗の首位。
そのBGに勝ち点4差で2位につけるのが、我らがタールアことポートFC。
そんなタールアが先日対FAカップ2020の試合があったので観戦してきました。
この日はマッチデー32。ベスト16に上がるための戦いです。
ちなみにこの前の試合はT3(タイの3部リーグ)のバンコクFCに延長の末何とか勝利を掴むという、何とも微妙な結果でした。
そして今回の対戦相手はT2(タイの2部リーグ)のMOFカスタムズ・ユナイテッド。
カスタムズは現在T2で18チーム中12位と、残念ながら低迷しています。
そんなチーム相手ですから、きっとタールアは楽勝だろうと思いたいのですが、その3日前にリーグ戦を戦ったばかり。
メンバーを大幅に入れ替える可能性が高かったので、決して楽観はできないなあと思っていました。
果たして、その結果は・・・。
スタジアムへGO!
この日はタールアのホームスタジアム、PATスタジアムで試合が行われたので、いつものようにスタジアムへと向かいます。
そしてクラブショップへ行き、シーズンチケットを提示してこの日のチケットを受け取ります。
こちらがチケット。
タールアのシーズンチケットは、リーグ戦だけでなく準々決勝まではホーム開催であれば、無料で観られるのです。
本当お得なんですよ。
そして嬉しいことにスタジアムの敷地内に屋台が戻ってきたんです!
といってもまだたくさんの屋台が出ている訳でもなく、またテーブルや椅子を出してないので普段のように戻ったとは言えないんですけどね。
それでもスタジアムの前でビールを飲む楽しみが戻ってきたのが嬉しいです。
馴染みの屋台のおばちゃんにも再会でき、ビールを買ったらゴザを敷いてくれ観戦仲間とビールを飲みました。
いざ観戦!
ビールを軽く飲んだところでスタジアムの中へと入ります。
いつものようにメインスタンドに陣取ります。
そしてスタメンが発表されたので、きーきあっ的スタメン紹介!
まずはGKの18番ラッタナイ選手。
控えのキーパーですが元Uー23代表です。
右サイドバックは2番のティッタウィー選手。
センターバックもこなす23歳のイケメンです。U-23代表です。
ちなみにこの日ベンチ入りしていた3番の左サイドバック、ティッタトーン選手と双子です。
2人とも今シーズンからタールアに加入しました。
センターバックは20番のアディソン選手。
今シーズン、ムアントン・ユナイテッドから加入したタイ代表のディフェンダーです。
センターバックの層が薄いタールアにとって、彼が加入したのは大きかったです。
そしてもう1枚のセンターバックは22番のロチェラ選手。
今シーズンで在籍5年目のスペイン人DF。
昨シーズンはキャプテンを務めていましたが、外国人枠の関係で昨シーズン途中からカップ戦要員に。
今シーズンも引き続きカップ戦での出場となります。
それでも守備の要として頑張ってほしいです。
左サイドバックは23番のケヴィン選手。
リーグ戦に続いてのスタメンです。元々怪我しがちな選手なので、スタメン起用はちょっと驚きでした。
スケールの大きな攻撃的サイドバックですが、もう一皮むけてほしい気が。
ボランチは17番のシャプイ。
タイ代表ですが、スイス系タイ人でU-17はスイス代表として出場し2009年のU-17ワールドカップの優勝メンバーだったそうです。
これまた今シーズンよりムアントンから加入した選手です。
どれだけ放出するんだムアントン。
そしてもう1枚のボランチは71番のタナブーン選手。
ボランチからセンターバックまでこなします。
昨シーズン途中にBGパトゥムから移籍しましたが、今シーズンは怪我に泣き久しぶりの出場です。
そして左サイドハーフの11番、アフロ君ことタナシット選手。もう今はアフロっぽくないけど。
スピード溢れるプレーが魅力の選手です。
リーグ戦ではスーパーサブ的な役割が多いのですが、ここではスタメン起用されました。
右サイドハーフは45番ナッタウット選手。
彼も今シーズンからタールアに加入し、またタナシット選手同様にスーパーサブ的な使われ方をする選手です。
10月のリーグ戦、アウェイでのバンコク・ユナイテッド戦で途中出場し、終了間際に値千金の決勝ゴールを決めました。
今回両サイドで起用された2人が活躍すればするほど選手層に厚みができるので期待したいです。
トップ下は5番のスアレス選手。
タールアの攻撃には彼が欠かせません。彼の決定力の高さは本当に頼りになります。
毎回言いますが、すぐカッとなることと、すぐ痛がることが悩みのタネですが、それでもタールアには必要な選手です。
そして1トップは99番のネルソン・ボニーヤ選手なのですが、写真を撮り忘れてしまいました。
今シーズン、ライバルのバンコク・ユナイテッドからタールアに加入しました。
今シーズンの補強の目玉と言っていいくらいの、タイ・リーグの大物外国人選手です。
加入してすぐ怪我をしてしまい、復帰後また怪我をするという、あれ?これは獲得失敗のパターンかと思いきや、復帰後は決定力の高さを見せつけてくれ、タールアサポをホッとさせました。
以上、きーきあっ的スタメン紹介でした。はー、疲れた。
ということで両チームの選手が入場してきました。
試合前恒例の王様を讃える歌が流れ、サポーターは起立します。
こちら対戦相手のカスタムズの選手たち。
カスタムズには南部健造選手という日本人プレーヤーがいるのですが、この日はベンチスタート。
結論から言うと、この日試合出場はありませんでした。
普段はスタメンでゴールも結構決めているので、プレーを見るのが楽しみだったのですが残念。
そしてタールアの選手たち。
メンバーをだいぶ入れ替えたとはいえ、改めて見るとなかなかの豪華メンバーです。
補強による補強で選手層が厚くなった何よりの証拠です。
マダム・ペーン。
そしてマダム・ペーンを中心に試合前の円陣。
この日は風が気持ちよく、観戦にはもってこいのいい天気でした。そして夕焼けもきれいでした。
さあ、キックオフ!
試合が始まるとホームのタールアが攻めまくります。
そして先制点はタールア。決めたのは45番のナッタウット選手。
さらにタールアが追加点。決めたのはまたも45番のナッタウット選手。
そしてそのまま2-0で前半終了。やっぱりチーム力の差があるなあと思った前半でした。
ハーフタイム中に、これなら追いつかれることはないだろうから、あとは普段控えの選手がアピールしてほしいなあなんて余裕かましたツイートをしたら、これが見事なフラグに。
カスタムズに1点を返されます。
さらにPKを与えてしまいます。
そのPKをしっかりと決められ、なんと同点に。余計なツイートをしたばかりに・・・。
同点に追いつかれたことで、スタジアム全体がちょっと嫌な雰囲気になりましたが、途中出場の9番アディサック選手がゴールを決めてくれました。
これでまたタールアのペースに。
アディサック選手が決めたならと、99番のボニーヤ選手がダメ押しゴール。
これで勢いに乗りつつあったカスタムズの選手がガックリきました。
さらにPKをゲット。蹴るのは元キャプテンの22番ロチェラ選手。
昨シーズンまでもロチェラ選手がPKを蹴ることが何度かあったのですが、外したことも少なくなく、個人的にはちょっと不安に。
でもちゃんと決めてくれて、これで5-2。もう決まりですね。
と思ったら、ロスタイムに入ったところでカスタムズにゴールを決められてしまいます。
またもざわつくスタジアム。
そんなモヤモヤ気分を晴らしてくれたのはやっぱりボニーヤ選手。
この日2ゴール目となるゴールを決め、タールアサポは大盛り上がり。
結局6-3で試合終了。タールアがベスト16進出を果たしました。
試合の感想なぞ・・・。
まさか3ゴールも決められるとは思いませんでしたが、こういう殴り合いみたいな試合はタールアの得意な展開でもあるので、0-0でずっと試合が進んでいくよりは安心して観ていられた気もします。
スコアのとおり、守備陣はアピールができたとは思えませんが、この日2ゴールを決めたナッタウット選手やタナシット選手はリーグ戦でも期待できそうです。
そして今シーズンから加入したアディサック選手とボニーヤ選手のFW陣は本当に頼りになるし、選手層が厚くなったなあと思いました。
これならリーグ戦とカップ戦を両方狙いにいけるし、もうすぐストレートインの権利を得られそうなACLも楽しみだなあと。
そうそう、タールアは昨年のFA杯王者ですから、ここは2連覇を狙いたいところですね。
この日、リーグ戦無敗中のBGがムアントンに負ける波乱(数年前からするとムアントンが勝つことを波乱なんて言うのが信じられないけど)もあったので、タールアにとっても追い風が吹いている感があります。
ということでリーグ戦も連勝中ですし、カップ戦も順当に勝ち上がりましたし、今後が楽しみです。
そんなわけで、頑張れタールア!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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