どうも、きーきあっです。
いやー、凄いものを観てきました!
2月28日(火)にバンコク・スパチャラサイスタジアムで行われた、アジアチャンピオンズリーグの第2節、ムアントン・ユナイテッド対鹿島アントラーズの試合を観戦してきました。
2016年のタイリーグチャンピオンと、同じく2016年のJリーグチャンピオンが戦うこの試合、対戦が決まった時から楽しみにしていました。
で、チケットの発売日、僕は仕事のため嫁にチケットを買ってきてもらうようお願いしたところ、
「私も行く!」
と。
サッカー自体は嫌いではないものの、スタジアム観戦はしたことがない嫁。理由は、
「スタジアムだと観にくい。テレビの方が観やすいから。それにスタジアムは遠い。」
からだそうで。
でもスパチャラサイスタジアムは嫁の職場から近い事もあって、今回は観に行ってみようという気になったそうで。
僕も断る理由はないので、OKし、チケットを2枚買っておいてもらうようお願いしました。
無事チケットを購入し、あとは試合の日を待つのみとなりました!
試合当日
そして迎えた試合当日。まずは嫁を迎えに行きました。
普段なら仕事が早く終わるのに、この日に限って忙しいようで、なかなか終わらず。
それでも何とか仕事を終え、スタジアムへ。
本当はどこかでご飯を食べてからスタジアムへ行こうと思っていましたが、仕事が長引いたので途中の屋台でムーピン&カオニャオを買いそのままスタジアムへ直行。
当日券を求める人達。
スタジアムへ到着しました。
入り口でセキュリティチェックがあり、また入場口でも再度チェックがありました。
飲み物はペットボトルの持ち込みは禁止、食べ物も基本的にはNGのようで、タイリーグの時よりもセキュリティは厳しめです。
当然ビールも売っていないし持ち込みも出来ません。
昨年ブリーラムにACL観戦に行った時も、スタジアムへの持ち込みが厳しかったのを思い出しました。
そんなセキュリティチェックを抜け、スタジアムの中へ入ります。
今回はメインスタンド側の席に座りました。チケットは400バーツ(約1,200円)、それでも1番高い値段のチケットですよ。
このスクリーンを見て、ああ本当にムアントンと鹿島が試合をするんだとちょっと感動しました。
鹿島のサポーター。日本からお疲れさまでした!ちなみに鹿島サポーターのチャントを久しぶりに生で聞き、テンション上がりました。「錨を上げろ」とか「ロール」を聞いた時には鳥肌が立ちました(笑)
なんてことを言いつつ、今日はムアントンの応援に来ているので、気持ちを切り替えます。
そうそう、嫁の分もムアントンのユニフォームを買い、2人でムアントンのユニフォームを着て応援しました。
こちらアップをするムアントンの選手。
一方こちらは鹿島の選手。
こちらムアントン・ユナイテッドのサポーター
ちなみに試合開始の1時間前くらいにスタジアムに着いたのですが、着いてから1時間以上も待たなければいけないことに、嫁が若干テンション下がり気味でした(笑)
更に嫁のテンションを下げたのが、大量発生した羽虫!もう凄い数で、これには僕も同じくテンションが下がりました。嫁から、スタジアムはいつもこんなにたくさんの虫がいるのかと質問を受けるくらい(笑)
でも何故か途中で全くいなくなりました。殺虫剤でも撒いたのかな?
いよいよ試合開始!
さあ、いよいよ試合開始です。
両チームの選手が入場してきます。
両チームの選手が揃いました。
ムアントンの選手。
サポーターも盛り上がってます。
ムアントンサポーターによるビッグフラッグ。これは大きかった!
恐らく鹿島が優位に試合を進めると思いきや、意外にもムアントンが積極的に攻めます。そして
前半12分。ムアントンのティーラトンがFKを決めて、まさかのムアントン先制!
メインスタンドも大盛り上がり!
この後さらに絶好のチャンスがありましたが、得点には至らず前半は1-0で折り返し。
ムアントンがリードしています!
ハーフタイムを終え、後半が始まります。鹿島は円陣を組み気合を入れます。
ムアントンも負けじと。
しかし後半開始早々、鹿島がペドロ・ジュニオールのゴールで同点に追いつきます。
前半はムアントンのペースでしたが、後半は鹿島が攻め続けます。
このペースなら、ムアントンは同点で御の字だよと思っていたところに、鹿島がPKをゲット。
蹴るのは途中出場の鈴木優磨。
しかしまさかのPK失敗!スタジアムは大いに沸きます!
PKもあり、本当にもうこれで引き分けなら万々歳だと思っていたところ・・・
後半ロスタイム、ムアントンが決勝ゴール!決めたのはシスコ!スタジアムは爆発的な盛り上がり!
選手もこの通り喜びます!
ムアントンが、鹿島に勝ってしまう!?
喜ぶ選手に観客も拍手で応えます。
僕たちが座るメインスタンドも大騒ぎでした。
そしてホイッスルが鳴り試合終了。ムアントン・ユナイテッドが2-1で鹿島に勝利!
ただ試合後、両チームの選手が何やら揉めていて、後味が良くなかったです。
ちょっと残念でしたね。
正直なところ、いくらムアントンでも相手は鹿島だし、苦戦するだろうなあとは思っていました。
それが相手に臆することなく積極的に攻め続け、勝ちに行こうとする姿勢を常に見せていました。
それは選手のプレーでも、選手交代でも伝わってきました。
タイリーグとJリーグの力量を考えれば、どうしても守りに入ってしまうだろうと勝手に思っていたところ、鹿島相手に互角に渡り合っていたムアントン・ユナイテッドの選手たちを観て、何とも言えない気持ちになってしまいました。
それはタイリーグのレベルが上がっていることへの喜びでもあり、タイの選手が日本の選手を怖がらなくなっているという危機感であったり。
でもとにかくムアントン・ユナイテッドが勝って良かった!
この日はそんな気分でスタジアムを後にしました。
一方鹿島はというと、この日に限っていえば、あまり良さが出ていなかった気が。小笠原や金崎といった主力も帯同していなかったし、ACLということでメンバーを落としていたし。
鈴木優磨がPKを外したり(あのPKは優磨が強引に自分が蹴ったのか微妙なところですが)、試合中に選手同士が口論していたり、なんかチグハグな感じがしました。
当然ながら地力があるチームなので、ムアントン以外のチームにはしっかりと勝ってもらいたいです。
そして決勝トーナメントに絶対に勝ち上がってもらいたいです。
ムアントンと鹿島が勝ち上がれれば最高なんだけど。
そのためにはムアントンも頑張らないと。
まとめ
ムアントン・ユナイテッドの歴史的勝利を目の当たりにした、サッカー初観戦の嫁に感想を聞いてみると、
「やっぱりテレビで観た方が分かりやすい!誰がゴール決めたか分からないもん。」
とのことでした(笑)
それでもサポーターの応援や拍手など、生の迫力には圧倒されたようで楽しかったそうです。
また行きたいかと尋ねたところ、
「ここなら近いからいいけど、遠いのはいやだ。ラジャマンガラ国立競技場なんて遠すぎる!」
とのことでした。
どうやらワールドカップ予選やその他の試合は1人で観に行くことになりそうです(笑)
スタジアムといえば、確かにスパチャラサイスタジアムはアクセスも便利で観戦は楽だったのですが、やっぱりムアントンのホームスタジアムでやってほしかったし、そこで勝ってほしかったというのが正直な感想です。
鹿島のサポーターの方々にも、サンダードーム・スタジアムに来てほしかったし、そこならもっとサポーターの迫力もありアウェー気分を味わえたと思うので。
それにしても何でこんなタイミングで、ガンズ・アンド・ローゼスのライブをスタジアムでやるんだよ(笑)
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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