どうも、きーきあっです。
我が家は毎年結婚記念日は、ディナークルーズを利用すると決めておりまして。
今回で結婚5周年を迎えたのですが、過去4度の結婚記念日はいずれもディナークルーズでお祝いしました。
あ、違った。昨年だけはコロナの影響で良さげなディナークルーズが運航していなかったので、船の形をしたレストランで食事をしたんっだった。
で、何故結婚記念日にディナークルーズかというと、結婚披露宴も船の上でやったからなんですよね。
その時の様子はこちらをご覧ください。
というわけで今年はどこのディナークルーズを利用しようかと調べていたところ、バンヤンツリーホテルのディナークルーズがいいんじゃないかと。
そしてちょうど調べていた時期に、サイアムパラゴンでホテルフェアをやっていて、そこでホテルの宿泊とディナークルーズがセットになったバウチャーが売られていたんです。
これがめちゃくちゃお得で魅力的だったんですよね。ちょうど今年の結婚記念日は土曜日だし、だったらホテルで1泊しちゃえということでそのバウチャーを購入しました。
購入時に
『結婚記念日に泊まるんです!』
って2人でアピールした甲斐もあり、部屋はアップグレードしてくれて、更にお祝いのスイーツまで届けてもらい、それはそれは素晴らしいひと時で。
部屋も58階と客室では最上階のフロアだったので、景色も最高。
ルーフトップバーに行かなくても同じような眺めが楽しめました。
ちなみに部屋はこんな感じです。
部屋からの眺めです。
そして部屋に届いた素敵なスイーツ。
で、話がそれましたが、ディナークルーズですよ。
これまためちゃくちゃ素晴らしかったです!
結婚記念日だけでなく、バンコクのディナークルーズは結構利用している方だと思うのですが、トップクラスって言ってもいいくらいに素敵でした。
というわけでさっそく(いやかなり脱線したけど)紹介しちゃいます!
船に乗ろう!
バンヤンツリーホテルのディナークルーズ「アプサラ・クルーズ」は、チャオプラヤー川沿いのデパート、アイコンサイアムの船着き場から乗船します。
僕達はバンヤンツリーホテルからタクシーで向かったものの、ホテルの前のサトーン通りが大渋滞!
夕方とはいえ土曜日だったし、そこまで渋滞はしないだろうと思ったのですがこれがとんでもなくて、全然車が動きません。
最初はバイクで行こうかと思ったのですが、妻が珍しく?スカートを履いていたし、僕もお酒を飲みたいなって思ったのでタクシーを選んだのですが、見事に裏目に出ました。
30分乗ってもタクシーはチョンノンシーの交差点すら通過できず、これは絶対に間に合わないと判断し、タクシーを降りました。
そしてBTSでアイコンサイアムまで行くことにしました。
チョンノンシー駅からクルントンブリー駅まで行き、そこからゴールドラインに乗り換えアイコンサイアムの最寄り駅であるジャルンナコン駅を目指します。
クルントンブリー駅までの移動はスムーズに行き、これは何とか間に合いそうだなって思ったところ、クルントンブリー駅に着いても一向に電車がやってきません。
15分くらい経ったところでようやくホームにやってきました。
乗り込み少し経って電車は動き出すも、遅いわ揺れるわ。
ディナークルーズは18時20分にチェックインが始まり出航が18時45分とのこと。
そしてジャルンナコン駅に到着したのが18時45分。
これはいよいよ乗り遅れるという事態も覚悟しなければならなくなりました。
ヒールを履いているため速く走れない妻も諦めムード。とりあえず僕が先に船まで行き、出航を少し待ってもらうようお願いしようと考えひたすらアイコンサイアムを走ります。
久しぶりに全力疾走に近いスピードで走りました。
そして船着き場に到着したところ、なんとまだ船は出航していません!
よかった!走った甲斐があった!
息を切らせながら受付カウンターへ行き、チェックインしたい旨を告げます。
そして無事チェックイン完了。
遅れてやってきた妻に間に合ったことを告げ、そして乗船しました。
こちらが僕達が乗り遅れずに済んだ船です。急いでいたのでこの写真しか撮れませんでした。
こんな余裕がない感じで乗船するとは夢にも思いませんでした。
こちら船上の様子。食事をするテーブルは船の下にあるそうで、まずはこちらで待機するのだとか。
こちらウエルカムドリンクです。バタフライピーで色付けされており、ノンアルコールです。
先ほど全速力で駆け抜けたアイコンサイアムです。
船からの眺め。
そして船が動き出し少ししたところで、順番に席へと案内されます。
こちらがチェックイン時にもらったテーブル番号が書かれた紙です。
食事をするテーブル席は船の下というか中にあります。
この写真だけだとレストラン?って感じですよね。
こちらはお通し的なものです。
紙袋の中には煎餅のようなものが入っていて、瓶に入ったディップをつけていただきます。
ドリンクも注文。右は妻が頼んだマンゴーベースのモクテル。
左はシンハービールです。
グラスもオシャレ。ちなみにビールは290バーツ(約1,015円)でした。
あら、意外とするのね。
妻のモクテルは250バーツ(約875円)でした。
そしてもっと驚いたのが、水の値段。
大きなサイズのボトルを頼んだところ300バーツ(約1,050円)もしたんですよ奥さん。
さて、ここからは料理を紹介します。
料理は前菜、スープ、メインにデザートの4種類のコースです。
まずは前菜から。揚げたソフトシェルクラブが載ったヤムソムオーです。
少しピリッとしますが、ソムオーの酸味とソフトシェルクラブが美味しかったです。
こちらはトムセープという、イサーン地方のスープです。
観光客が利用することも多いディナークルーズでは、ここでトムヤムクンとかトムカーガイが出てくるんだろうけど、それがトムセープとはなかなか渋いなって思ってしまいました。
スープは澄んでますが、これはなかなか辛いです。
そしてメイン料理。
こちらはチキンのグリーンカレーです。
このグリーンカレーがめちゃくちゃ美味しかった!
高級ホテルのグリーンカレーといった感じで、味に深みがあるというか。
鶏肉も柔らかかったです。
ロティも添えてあります。
そしてスズキのグリルです。こちらも美味しかった!
ご飯は2色。黄色いのはサフランで色付けされています。
そしてデザート。これまた渋い!
こちらはココナッツミルクのアイスです。
滑らかで風味がよくて、めちゃくちゃ美味しかったんですよ。
僕がタイで食べたココナッツミルクのアイスの中で、一番美味しかったと思うほど。
妻も絶賛していたので、あ、タイ人が食べてもこれは美味しいアイスなんだって。
そしてこちらはカノムモーゲンという、タイの焼きプリンみたいなスイーツです。
こちらも甘さがちょうどよく、上品な味で美味しかったです。
ということで、総合的に評価しますと、
美味ーーい!
となります。いやー、素晴らしかったです。
え?なんか評価高くない?そんな魅力的なメニューには見えないけどっていう意見、すごく分かります。
料理のチョイスがなんか渋いというか、地味というか。確かにそう感じてもおかしくないです。
だって、トムヤムクンとかマッサマンカレーとか、そういう料理が出てこないですもんね。
ヤムソムオーにトムセープ、グリーンカレーにスズキのグリルは確かに渋いし地味。
それにデザートにしたって、カオニャオマムアン(マンゴーともち米のスイーツ)とか出た方がおおっ!ってなりますもんね。
それがココナッツミルクアイスにカノムモーゲンときましたかって話ですよ。
でも、1つ1つの料理の味は素晴らしかったです。一流ホテルのレストラン、一流ホテルのディナークルーズの味でしたよ。
特にグリーンカレーとココナッツミルクアイスではその違いがすごくよく分かると思います。
料理の名前だけで言うと確かにグッと惹かれないかもしれないですが、食べてみたら間違いなく満足できると思いますよ!
と、料理を食べ終わった後の楽しみと言えば、そう、夜景。
もちろん食事中も夜景は楽しめますが、食後に再度船の上へと移動し、ゆっくり夜景を楽しめるんです。
というわけで、そんな夜景の一部をご覧ください。
こちらはラマ8世橋。ディナークルーズで一番盛り上がる場所と言っても過言ではありません。
僕も一番好きです。
ワット・プラケオ(王宮)やワット・アルン。
そしてアイコンサイアム。こちらも川から見ると本当に映えますね。
夜景も十分楽しみながら、出航の場所と同じアイコンサイアムに戻って来て2時間ちょっとのクルーズは終了です。
最後に・・・。
さすが一流ホテルのディナークルーズという感じで、食事はもちろんサービスも船の雰囲気も素晴らしかったです。
ただ途中にも書いたように料理の派手さというか、分かりやすい料理のラインナップではないので、観光客というよりタイに住んでいてタイ料理もそこそこ食べているよって人向けかもしれません。
逆にそういう人には、僕が書いたことも分かっていただけるんじゃないかなって思います。
僕は今まで利用したディナークルーズの中で上位にくるくらい、気に入りました。
ただ1つ不満というか、ビックリしたのはビールとモクテル、そして水で1,000バーツ(約3,500円)近くしたことくらいです。
そうそう、ディナークルーズの値段ですが、今回僕達は宿泊とのパックで利用しましたが、通常だと1人1,800バーツ(約6,300円)くらいするそうです。
まあそれなりに値段はしますが、でも特別な日なんかにはいいんじゃないかなと。
気になる方はリンクを貼っておくのでご覧ください。
https://www.banyantree.com/thailand/bangkok/dining/apsara
ということで、船に乗り遅れずに済んで本当に良かったと思う、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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