どうも、きーきあっです。
2月に開幕したT1(タイの1部リーグ)もいよいよ大詰め。
第28節を終わった時点で首位は現在2連覇中のブリーラム・ユナイテッド。
そして勝ち点2差で2位につけるのが、僕が応援しているポートFC。
首位と2位の両チームが第29節になんと直接対決!
いわゆる天王山というやつです。
この試合を含め、今シーズンは残り2試合。
もしこの直接対決にブリーラムが勝てば、3位のチェンライ・ユナイテッドの結果次第では3連覇が決まります。
反対にポートFCが勝てば逆転で首位に立って、ホームでの最終節を迎えるという展開に。
タールア(ポートFCの愛称)サポとしては、どうしても観たい試合です。
例え次の日に仕事であろうと。
ということで当然、観てきました!
今回は
【ブリーラム・ユナイテッド対ポートFC】
の試合の観戦記です!
スタジアムへGO!
今回はブリーラムのホームで行われる試合なのですが、実は前日シーサケートというところで試合観戦してきました。
T2(タイの2部リーグ)の試合だったのですが、これがまた熱い試合でした。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!
シーサケートからブリーラムへは鉄道を利用しました。
エアコンなしの3等車でした。暑かったし車内は混雑していましたが、それはそれで風情のある列車旅でした。
そして3時間弱の鉄道旅の末、ブリーラムに到着しました。
駅に着いたら、ブリーラムのユニフォームを着たサポーターがところどころにいました。
そして駅前にも今日の試合の広告が。
ランチを食べた後、バイクタクシーを使ってスタジアムへと向かいました。
だいたい鉄道駅、バスターミナル、どちらからも100バーツ(約350円)を目安にしていただければ。
以前80バーツ(約280円)で行ったこともあるけど、まあ100バーツと言われたらOKしてよいかと思います。
スタジアムに着いたら、選手の幟が。
さすが2連覇中のチーム、スター選手が目白押しです。
そしてこちらがブリーラムのホームスタジアム、チャーン・アリーナです。
もうここに訪れたのは5回目ですが、何度来ても素晴らしいスタジアムです。
タイ、いや東南アジアでナンバーワンのスタジアムだと思います。
過去4度の観戦はいずれもACL、そして毎回ホームのブリーラムを応援したのですが、今回は当然タールアの応援。
ですので、初めてのアウェイ席です。
勝てば首位ということもあって、タールアサポも大挙押し寄せてきています。
こちらホームのブリーラムのサポーターも盛り上がっていました。
地図も載せておきますね。
いざ、観戦!
ということで、スタジアムの中へ入ります。
中に入るまで3度もセキュリティチェックがあり、さらに飲食物の持ち込みが禁止なんです。
飲食物持ち込みNGは以前も言われて知っていましたが、ACLだけのルールかと思っていたら、スタジアム自体のルールなんですね。
しかも大きなバッグもNG。
僕の大きなリュックも持ち込んだらダメだと言われ、セキュリティチェック近くの場所に置けと言われました。
飲食物もダメなんてかなり厳しいですね。っていうかタイではここだけです。
なんだよーって、思いながらもスタンドの中に入ると、そんな不満も吹き飛ぶくらい素晴らしい眺め。
アウェイ席からの眺めでも素晴らしいなあと。
選手が試合前のアップに登場、大声援で迎えるタールアサポ。
さて、いよいよ選手が入場してきました。
バックスタンドにはブリーラムサポーターがビッグフラッグを出してきました。
ただ、タールアのサポーターも負けずに熱い声援を送ります。
メインスタンドもぎっしり埋まっています。
試合前の円陣。
選手もサポーターの前に挨拶に現れます。それを声援で応えるサポーター。
いよいよキックオフ!天王山らしく最初からテンションの高い両チームでしたが、先制したのはアウェイのタールア。
5番のスアレス選手の美しいミドルシュートが決まりました。
このゴールにタールアサポの喜びが爆発!
しかしブリーラムがすぐに同点、そして逆転します。
そしてそのまま1-2とタールアがリードされ前半終了。
後半に入り、反撃したいタールアですが、ブリーラムが追加点を挙げます。
タールアのファールを流した審判が、何故かプレー後フリーキックを指示。
そしてそのフリーキックを直接決められてしまいます。
実はこの判定の前でもタールアサポには頭にクエスチョンマークがつく判定がちらほら見えて、タールアサポはイライラが募っていたのですが、この判定が決定的に。
ちなみにこの写真はタールアの選手がゴールを決めたわけじゃありません。
ブリーラム寄りの判定をした時に、審判に対して拍手や歓声を送っているんです。
すごい皮肉です。
残念ながらこのまま1-3でタールアが敗れてしまいました。
この日チェンライも勝ったため、ブリーラムの優勝は決まりませんでしたが、最終節に向け2位のチェンライに勝ち点の差が2あるので、圧倒的有利に。
反対にタールアはこの試合の敗戦により、3位が決定。
残念ながら優勝も、ACL出場の権利もなくなってしまいました。
この日はマダムペーンも応援に駆けつけていました。サポーターからの声援に応えるマダムペーン。
試合の感想なぞ・・・。
結果に関してはただただ残念でした。
もう残念という言葉しか出てきません。
途中、審判の判定に対する不満的なものも少し書きましたが、まあそれも含めてサッカーだし、仕方ないかなあと。
それを抜きにしてもブリーラムは強かったですけどね。
選手個人の能力もそうですし、チームとしての勝負強さを感じました。
さて、これでT1も残り1試合。
最終節ですが、ブリーラムは最下位のチェンマイとアウェイで、チェンライは残留争い真っただ中のスパンブリーと同じくアウェイでそれぞれ対戦します。
どちらもアウェイでの対戦ですが、最下位かつ降格が決まっているチェンマイ相手なのでブリーラムが有利かなと。
優勝のプレッシャーといっても現在2連覇中ですし、その辺の心配もないかなあ。
そしてタールア。最終節はホームでの試合だったので、この試合に勝てば優勝に向けて有利だったのですが、それもなく順位も決まった最終戦となります。
3位という結果は昨シーズンと同じ順位ですが、今シーズンはしばらく首位を走っていたり、最後まで優勝争いをしたし、良い経験はできたかなと。
やはりリーグ優勝というのは簡単でないというのがよく分かったし、優勝するために足りないものもいくつか見えてきた気がします。
来シーズンこそはACL出場、いや優勝を目指して頑張ってほしいです。
って、その前にまだACL出場のチャンスが残っているんです!
11月2日(土)にタイFA杯の決勝戦があるんです!
日本の天皇杯にあたるこのカップ戦に優勝することで、ACLの出場権(プレーオフ)を得ることができるのです。
リーグ戦での望みがなくなってしまった今、このカップ戦に是非とも勝ってACL出場を決めてほしいと思います。
もちろん僕もこの試合観に行きます!タールア側の席が一瞬で完売になってしまったため、対戦相手のラーチャブリーFC側の席になってしまいましたが。
ということで、来週はいよいよリーグ最終節。
ブリーラムの3連覇なるか。もしくはチェンライが逆転優勝するか。
最後まで目が離せません!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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