どうも、歯医者が大嫌いなきーきあっです。
本当に嫌いなんですよ。別に歯科医に個人的な恨みがあるわけではなく、単純に医療行為が嫌いなんです。というより怖いんです。
子供の頃に虫歯の治療で歯医者に行かなくてはならなかったのですが、本当に苦痛でした。
大人になってからは虫歯もなく、前回歯医者に行ったのは15年くらい前になります。その時は歯にかぶせていたものが取れてしまい、渋々歯医者に行ったのでした。
その時に親不知を抜いた方がよいと歯医者に言われ、仕方なしに抜いたところ、まあ痛い痛い。更に今度は歯のクリーニングをしましょうと言われ、またも痛い思いを・・・。
それ以来歯医者には行っていません。幸い歯も痛くなったりしていませんし、平和な日々を過ごしていました。
タイ人は白い歯が大好き!
しかしそんな平和な日々も、彼女の一言で崩れ去りました。
「きーきあっさあ、歯医者に行った方がいいんじゃない?」
え?え?え?
何故ゆえに?
別に虫歯もないし、歯も痛くなんてないんですけど。
そんな僕に彼女は続けます。
「歯を白くした方がいいんじゃない?」
え、ということは
歯が汚いってこと?僕の歯が汚いって言うのかいハニー?
そりゃ随分な事を言ってくれるじゃないかい。
ちなみに誤解のないように言っておきますが、僕はたばこを吸わないし、ちゃんと歯も磨いています。それに歯が汚いなんて指摘されたことはないです。あと、口臭とかも大丈夫なはず。
でも彼女曰く、汚くはないけど白くはないと。
更に彼女は、
「歯が白く、きれいになったら、もっとかっこよくなるよ」
なんて、甘い言葉も囁いてきます。
そんな言葉につられるものか。
それでも僕は、「じゃあそのうちねー」なんて言ってかわすのが精一杯でした。
ご存知の方も多いと思いますが、タイ人は何故か歯にこだわります。矯正をしている人も多いですし、確かに歯に気を遣う人が多いです。
ついにそんな話を彼女がしてきたか、これは困ったなあ。
そんな不安は的中し、彼女は思い出したように歯医者には行かないのか、タイの歯医者は痛くないよとか、歯に関する話題を振ってきます。
僕はこんな状況を打破すべく、
「じゃあ結婚することになったら、歯医者に行くよ」
という言葉を投げかけてみたのでした。
これが思いのほか効果てきめんでした。彼女も
「本当ね、分かった!」
と納得してくれたのでした。ちなみに具体的に結婚が決まっている訳じゃありません。
とりあえず僕の
【歯医者に行かされる問題】
は、問題を先送りにしたのでした。
彼女の反撃
暫く歯医者問題から遠ざかっていたと思っていたある日、彼女が唐突に
「○○(共通の知り合いです)の弟が歯科医で、とても腕がいいんだって。もし行くなら予約してあげる!」
と言ってきたのです。
ちょっと待ってくれ!こないだの話はどうした?しかも予約してあげるって、俺が行きたいみたいじゃねーか!
僕も、
「いやいや、まだ行かないから。まだプロポーズしてないでしょ。歯医者に行くのはその時って話は・・・」
と反論しました。でもだめでした。
「やっぱりこういうのは早く行った方がいいと思うのよね。あなたのためよ。歯をきれいにして、かっこよくなろー!」
全然人の話を聞いてない・・・。
というよりもう逃げられない。きっと僕が「行く」と言うまでこの話題は終わらない。そう観念した僕は、
「わかったよ。予約してよ。」
と白旗を揚げたのでした。その後僕のスケジュールを確認され、彼女は予約をすべく連絡をしたのでした。
だめだ。彼女には勝てないや。そしてもし結婚したらずっとこんな感じになるのかと、ある意味歯医者以上に彼女の事が恐ろしく思えてきました。
ついに歯医者へ
それから2週間ほど経って、ついにその日がやってきました。予約は13時。僕は朝から憂鬱でした。
なにしろ15年ぶりの歯医者。目的は歯のクリーニング。別にこんな事しなくても死にはしません。
そう毒づきながら向かったのは、チャーン通りにある歯医者です。僕の家からそれほど遠くありません。
名前は【Smile Dental Clinic】です。彼女から名前と場所は聞いていたのですが、なかなか見つかりません。ここかなと思ってもタイ語表記なので分かりません。彼女に電話し、ようやくたどり着きました。ちなみに電話をかけたのは、ここの前から。彼女からは英語で店名の表記があると言われていたのに、タイ語表記だけ。話が違うじゃんとちょっと怒り気味です。気が立っていました。
とりあえず中に入ります。
受付で予約してある旨を伝え名前を告げます。特にパスポートや身分証の提示は必要ありませんでした。
とりあえず座って待ちます。この時点でもまだ帰りたい気分。
そして数分後、名前を呼ばれ診察室へ向かいました。
やり取りは英語です。予約した時に詳しく伝えてくれているかと思っていたらそうではなく、どうして来たのかを聞かれました。
歯のクリーニングをお願いしたい(別にやりたくないけど)と告げ、治療開始です。
15年分の歯石は結構強敵らしく、痛くないよという言葉につられてきたものの、やっぱり時に痛かったです。
実際の治療時間は恐らく10~15分くらいなんでしょうが、こちらはただただ早く終わるのを願うばかり。
合間合間にうがいをした時も、口から真っ赤な水が出てきた時には、ああ口の中が血まみれなのねとテンション下がりました。
それでも我慢し、ようやく治療終了です。
終わった後の口の中は、なんかスカスカし違和感ばかり。鏡で見てみるとスッキリしている感はあります。
先生からは、次は半年後に来てくださいねと言われました。
受付でお会計を済ませます。値段は600バーツ(約1,800円)でした。これが普通なのか知り合い価格なのかは分かりませんが、少なくても保険なしでこの値段なら安いようですね。
それと帰りに歯磨き粉を2本貰いました。泣かずに頑張ったねというご褒美なのか?
治療後、彼女のオフィスへ行きました。治療の成果を見せるためです。
オフィスに行くと、彼女とスタッフがスタンディングオベーションで迎えてくれました(笑)
よく頑張った!と称えられました。
そして歯を見せると、すごく綺麗になった!と絶賛されました。僕自身鏡で見ても、そんなに変わったかなあと思いましたが、皆が言うのだからそうでしょう。
ちなみに次の日、会社に行っても誰も何も言わないので、やっぱりあまり変わっていないんじゃないかと思いますが・・・。
まとめ
なんやかんや言いましたが、感想としては
やってよかった!
これに尽きます。半年後、そして定期的に行ってもいいかなあって思うくらいです。彼女にそれを伝えるととても喜んで、次は私も一緒に行くからと言ってました。
なんかまんまと彼女の策略にはめられた感はありますが、まあいいでしょう。
今回治療をしてくれた先生は、とても腕がよい先生らしいので、もし治療を受けたい人がいたら紹介しますよ。場所はチャーン通りだから、スクンビット界隈に住んでいる人からすると遠いかもしれませんけどね。
って、長々と書きましたが、ネタとしては
ただ歯のクリーニングをした
だけの話なんですよね。なんかすみません。
やっぱり、歯は大事なので皆さんちゃんときれいにしましょうね!(お前が言うな)
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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