どうも、きーきあっです。
皆さん、【旅打ち】って言葉知ってますか?
簡単に言ってしまうと、ギャンブルを目的に旅行するってことなんです。
僕は日本に住んでいた時から、この【旅打ち】をしていました。
僕はパチンコはやらないので、主に競馬、たまに競輪、競艇を目的に日本各地を旅していました。
北は北海道の紋別競馬場から、南は熊本の荒尾競馬場(今は廃止となっています。開催最終日にこの荒尾競馬場へ行きました)まで、メジャーどころからマイナーなところまで行ってきました。
その後、タイに移り住んでからも、東南アジアの競馬場、そしてカジノに行きました。
そう、僕は何を隠そう、
さすらいのギャンブラー
だったのです。
・・・と言うとかっこいいのですが、実は毎回大した金額は賭けません。本当、遊び程度です。だから大勝ちすることもない代わりに、大負けすることもない、スケールの小さなギャンブラーです。
それにどちらかというと、儲けるために、金を稼ぐために行くというよりも、そこに行く事を目的としているので、ギャンブラーと呼んでいいのかも分からないくらいです。
と、前置きが長くなりましたが、そんな訳で今回、タイのコラート競馬場へ行ってきました。
【アクセス】
バンコクからコラートまでは、バスで行くのが便利です。電車でも行けますが、本数が少ないのとバスよりも時間がかかるので、僕はバスで行くことをお勧めします。
バスはモーチットにあるバスターミナルから出ています。バスターミナルまでは路線バスやタクシーで行けます。BTSにもモーチット駅がありますが、そこから離れていて、結局タクシーやバイクタクシーで行く羽目になるので、それなら最初から素直にタクシーで行った方がベターです。
こちらモーチットバスターミナルです。
この中がチケット売り場になっています。
行先やバス会社毎にチケット売り場が分かれています。迷ったらそのへんにいる係員に行先を告げれば、チケット売り場まで案内してくれます。
僕はVIPバスでコラートに行きたい旨を告げ、窓口まで案内されました。値段は191バーツ(約573円)です。相変わらずバスは安いし快適なので、僕は大好きです。
なんと出発5分前のバスを予約されてしまい、慌ててバス乗り場まで向かいます。本当は朝ご飯食べたかったのに・・・。
こちらが今回乗るバスです。珍しいデザインで初めて乗りました。
そうそう、行先が「ナコーン・ラーチャシーマー」となっていますが、コラートの正式名称です。コラートは愛称ですね。
こちらバスの車内。一番前の席でした。
サービスで水とパンが配られます。お腹空いていたので助かった!
と思いきや、中の具は豚肉をほぐしたようなやつ。僕がタイで一番嫌いなパンの具です。ついてないわ。
更に追い討ちをかけるように、隣の女性と席を替わるように乗務員に頼まれます。
理由はその女性の隣がお坊さんだったからです。女性はお坊さんに触れてはいけないからです。
マジか!別にいいけど、何か緊張するなあ。とちょっと警戒していたら、お坊さんがやたら話しかけてきました。エアコンは寒くないか、シートベルトをしっかりとしているかなど。その度に答えて、早くも疲れ気味(笑)
そんな事もありながら、なんとかコラートへ到着です。だいたい3時間半くらいかかりました。
この時点で10時過ぎ。競馬は昼くらいから始まるので、しばしカフェで時間を潰します。
アイスカフェラテを飲みながら、こうやって時間を潰すくらいだったら、何も朝5時に起きることなかったんじゃないのかって事に気がつきました。
さて、そろそろいい時間になったので競馬場へ向かう事にしました。競馬場まではトゥクトゥクを使いました。
ドライバーの言い値は80バーツ(約240円)。60バーツ(約180円)でどう?と聞いたら、思いきり渋い顔をしたので、おっちゃんの言い値で行くことにしました。
そんなトゥクトゥクの車内の様子。
15分ほどで競馬場へ到着しました。競馬場の外では、競馬新聞のようなものが売っています。英語版はないかと尋ねると、ないとの答えが。全部タイ語です。バンコクやチェンマイの競馬場では英語版が売っているのですが、コラートはないらしいです。
仕方ないので一番表紙が立派な30バーツ(約90円)のやつを購入しました。
こちらです。タイトルは英語の記載があったから期待したんだけど、中はタイ語でした。
こちらで入場券を購入します。値段は40バーツ(約120円)です。
こちらが入場券。入り口で回収されてしまうので、写真を撮っておきました。
入り口を抜けると、早くもスタンドが見えてきます。
競馬場の様子
年季の入ったモニター。
なんかWIN5的なやつっぽいんだけど、よくわかりません。
こちらで馬券を買えます。
こちらは全レースダートで行われます。
2Fにも席があります。
こちらは1Fのスタンド
天気も良く、きれいな空でした。
こちら2Fスタンドから。
一応スクリーンもあります。
パドックもあります。
なんかゆるい感じのパドックです。
ここから本場場に繋がっています。
なんとこんな近くで騎手が着替えています。ちなみにこの近くでは別の騎手が観客(知り合い?)と談笑していました。日本では考えられないですよね。というより普通に考えたら、色々問題がありそうだけど・・・。
競馬場のグルメ!
僕が旅打ちが好きな理由として、競馬場や競輪場はご飯が美味しいというのがあります。各地の競馬場や競輪場で名物があったり、ご当地グルメが食べられたり、とても楽しいんですよ。
タイの競馬場もご多分にもれず、食事は充実しています。こんな感じで店が並んでいます。
こちらはぶっかけ飯の屋台。
こちらは麺かな。
サテーという焼き鳥を売る屋台。
こちらガイヤーン。鶏が丸々焼かれています。美味しそうでした。
丸ごとです!
こちらソムタムです。
こちらはソーセージや練り物を揚げてくれる屋台です。
ちゃんとビールもありますよ!色々各種取り揃えております。
ウイスキーやタバコも置いてあります。
この写真だけ見ると、どこかの市場じゃないかと思えますが、競馬場です。
ちなみに携帯電話やアクセサリーを売る店もありました。競馬場で携帯電話を買うシチュエーションがイメージできません(笑)
本当にたくさんの店が並んでいて、何を食べようか迷いましたが、結局選んだのはこれです。
ビールとソムタム!
やっぱりイサーンに来たらソムタムでしょ!ソムタム屋のおばちゃんがこれを作る時に唐辛子をひと掴み入れようとしたので、慌てて、唐辛子3つにしてもらったソムタムです。それでも辛かったけど。
昼間から競馬場で飲むビールは最高に美味しいです。これだけでも来てよかったなあって思います。
馬券を買おう!
って、本題に入ります。せっかく競馬場に来たのだから馬券を買わないと。
と言っても、予想紙はタイ語なので、よくわかりません。でも馬券は買いたいということで、軽く複勝馬券を買う事にしました。
複勝とは、自分の選んだ馬が3着までに来れば(出走している馬の頭数によっては2着まで)当たりという、一番当たりやすい馬券です。当たりやすいということは、その分倍率も低く、あまり儲からないのですが、今回は馬券を買って雰囲気を味わうというのに気持ちをシフトしたので、それでいいんです。
これが予想紙の頭に書いてあった文字です。とりあえず今日の日付と、今日のレースの距離が全て31.5(単位がわからん)で10レース開催することは何となくわかります。
で、第1レースの出走時刻は12:30と書いてあったのに、何故か12時過ぎに馬が走り出しました。どうやらこれが1レースのようです。
タイの競馬は出走時刻が大幅に遅れるのはいつもの事ですが、早まるなんて初めてです。でも観客は誰も驚かないので、自分が間違えているのかと何度も予想紙を見直しましたが、確かに12:30出走と書いてあります。
未だに謎が解けません。
気を取り直して2レースを予想し、選んだのは10番の馬です。PLACEというのが複勝という意味です。100バーツ(約300円)買いました。ちなみに単勝はWINです。
さあ、いよいよ始まります。
こちらがオッズです。左側が単勝、右側が複勝の倍率です。10番は26と書いてあるので、100バーツが260バーツになると思われます。
レースが始まりました。目の前を馬が駆け抜け・・・
僕が選んだ馬は5着。ハズレです。
気を取り直して3レース。今度は3番の馬を選び、同じく複勝100バーツ賭けました。
レースが始まると、観客も立ち上がり、声を出します。盛り上がってますよ!僕も負けじと声を張り上げました。
でも応援届かず、今度は着外。つまり、大外れってことです。
4レース。今度は6番の複勝馬券を100バーツ分購入。これで負けたらホテルに帰ろうと決心しての勝負です。
このレースは2Fスタンドから観戦しました。
向正面を走る馬たち。僕の6番はどこだ?
またも着外。だんだん自分が勝った馬の着順が下がってきているので、これはもうだめだなと諦めました。この後夜はサッカーを観に行くこともあって、ホテルにチェックインしにいかないとということで、今日はこのへんで終了です。
まとめ
3レースしか勝負せず、しかもいずれも見事に外れてしまいましたが、久しぶりの競馬、楽しかったです。
競馬場は観やすいし、食べ物も充実しているので良かったですよ!
バンコクから4時間弱で来れるので、競馬好き、旅打ち好きには是非訪れてほしいです。
タイはバンコクに2か所、地方には4か所競馬場があります。
地方はこのコラート、チェンマイ、コンケーン、ウドンタニにありますが、僕は今回のコラートで全場制覇したことになります。
って、実はウドンタニだけは行った時に開催しておらず、競馬場には行きましたがレースは観られませんでした。
タイの地方競馬は基本的に土曜日開催で、場合によっては日曜にずれることもあるので、事前に確かめてから行くのがいいでしょう。僕もチェンマイで土曜開催のつもりで行ったら、急遽日曜に変更になったと言われたことがあります。
という訳で、今回はタイのコラート競馬場を紹介しました。
それではまたまた!
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