どうも、きーきあっです。
タイ・リーグも開幕し、楽しみな週末がこれから毎週やってくるかと思うと幸せで仕方ないのですが、ただ、結婚している手前あまり毎週土日をサッカー観戦に費やすのは、夫としてどうなのかという疑問もあります。
でも前日の土曜に引き続き、日曜日もサッカー観戦にでかけてしまいました。
というのも、気になるカードがあり、どうしても観戦したかったんです。
ということで、今回は
【ムアントン・ユナイテッド対バンコク・ユナイテッド】
の試合の様子をお届けします。
まずムアントン・ユナイテッドはエースのティーラシン選手が清水エスパルスへ完全移籍、そしてFWのアディサック選手とヘベルチ選手選手がいずれもポートFCへのレンタル移籍と、立て続けに主力を放出。
これが親会社の経営不振によるものだという話もあり、ティーラシン、チャナティップ、ティーラトンなどが在籍し「ドリームチーム」と呼ばれた頃の面影が全くなくなってしまいました。
そんな中で迎えた開幕戦も、BGパトゥム・ユナイテッドに1-2で敗れるという、厳しいスタートを切りました。
果たして主力を放出したムアントンは果たしてどうなのかというのが気になります。
一方、昨シーズン3位のバンコク・ユナイテッドはホームで迎えた開幕戦でプラチュアップFCに2-0と快勝。
昨シーズンのチーム得点王、ネルソン・ボニーリャ選手の移籍騒動で試合に出場していない中でもしっかりと結果を残しました。
対照的なスタートを切った両チームの対戦となりますが、果たして・・・。
スタジアムへGO!
ということでスタジアムへ向かいます。
いつもならバンコク市街からモーチットまで行き、そこからロットゥーでスタジアム近くへ行くのですが、この日はスタジアム近くのインパクトアリーナでタイ料理のイベントがあり、妻や叔父さんと一緒に行ってきたのでした。
そこでガッツリ美味しいものを食べてから、妻たちとは別れスタジアムへ。
こちらがムアントンのホームスタジアム、SCGスタジアムです。
まずはチケットを購入します。
メインスタンド側のチケットを購入したい場合はこちらの窓口で、バックスタンド側のチケットを購入したい場合は、反対側のバックスタンドにある窓口で購入しましょう。
僕はメインスタンド側のチケットを購入。値段は180バーツ(約630円)です。
まだ開門時間まで時間があったので、クラブストアも覗いてみることにします。
こちらが2020シーズンのユニフォームです。値段は990バーツ(約3,465円)でした。
なかなかかっこいいですね。
僕はタールア(ポートFCの愛称)サポなのでもちろん購入はしませんでしたけどね。
地図も載せておきますね。
いざ、観戦!
開門時間がきたので、スタジアムの中に入ります。
何度来ても素晴らしいスタジアムだなあ。
ゴール裏のムアントンサポーター。
アウェイのBUFCサポ。
両チームの選手が入場してきました。
アウェイのBUFC。昨シーズンはブリーラム・ユナイテッドでプレーした細貝萌選手が今シーズンはBUFCへ移籍。
開幕戦に続いてスタメン出場です。
一方ホームのムアントンの選手。
試合が始まると、両チームともガツガツと激しいプレーが続いて、なかなかの好ゲームとなりました。
またそのプレーでサポーターがヒートアップし、スタジアムの雰囲気もよいです。
そんな中で先制したのはアウェイのBUFC。
10番のFWヴァンダー・ルイス選手が相手にユニフォームを引っ張られながらもドリブルで相手陣内に切れ込み、ラストパスを受けたU-23代表の右ウイング、アーノン選手がゴールを決めました。
やっぱりムアントンは厳しいかと思ったら、ムアントンが同点ゴールを決めます!
ゴールに沸くサポーター。
しかしその前にBUFCの選手が倒されたプレーに対しVARの判定に。
ゴール裏には「Fxxk VAR」の横断幕が。いいのか?いいのか?
そんな横断幕が出たからではないでしょうが、なんとVARの判定はノーゴール。
結局0-1でムアントンがリードされたまま、前半が終了。
しかし後半、BUFCの選手がGKにバックパスしたところ、なんとそれがそのままゴールに入ってしまうという珍プレー。
オウンゴールという思わぬ形でムアントンが同点に追いつきました。
これでムアントンの選手もサポーターも勢いに乗ったかと思いましたが、コーナーキックからのこぼれ球を28番のMFトッサワット選手が素晴らしいミドルシュートを放ち、それがそのままゴールに吸い込まれました。
これにはムアントンのサポーターも唖然。
決して意気消沈したわけではないでしょうが、その後はムアントンの選手も攻めあぐね、そのまま1-2で敗れました。
試合の感想なぞ・・・。
これでBUFCは開幕2連勝、ムアントンは開幕2連敗と、きっかり明暗が分かれてしまった結果となりました。
でもムアントンは思ったより悪くなかったです。特に攻撃陣に関しては、主力FW3人を放出してしまった割には、期待が持てる陣容だと思います。
ただ、問題はディフェンス陣だと思います。最終ラインは不安定で穴だらけと言ってしまいたくなるほど。
ブラジル人のセンターバック、3番のロチャ選手は足元がおぼつかず、また新加入ということで周りとの連携もまだまだかと。
一方、BUFCはエースのネルソン・ボニーリャ選手が不在ですが、やっぱりいい選手が多いし強いなあと。
ただ、昨シーズンよりは怖さがなくなっているというか、BUFCを大の苦手にしているタールアも今年は戦えるんじゃないかなって印象を持ちました。
そして細貝萌選手ですが、アンカー的なポジションから最終ラインにも顔を出して、どちらかというと守備に専念している感じでした。
この日も細貝選手らしいガツガツしたプレーを見せ、よく言えば激しくそしてクレバーな、敵チームの選手として言うならダーティーでずる賢いプレーでした。
ただ、早くもチームにフィットしている感じはしたので、さすがだなあと思いました。
今回一番気になったムアントンのチーム状態ですが、2連敗はしたものの、絶望的な感じではなかったかなあ。
優勝争いは厳しいと思いますが、降格なんてことまではいかない気はします。
あと、これだけ主力選手がいなくなったらサポーターも白けているかなと思いきや、サポーターの熱気もなかなかでした。
バックスタンドの2階までは埋まりませんでしたが、9000人以上のサポーターが詰めかけ、熱い声援を送っていました。
僕がいたメインスタンド側のサポーターも熱狂的でしたし、あとはサッカーを分かっている感じのサポーターが多かったですね。
ということで、開幕から2試合経過し、まだまだこれから盛り上がっていくタイ・リーグ。
今後も要注目です!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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junさん
コメントありがとうございます。
楽しい観戦だったのが伝わってきました!
タイ・リーグ、サポーターも熱いし、レベルも日本のサッカーファンが想像しているより高いし、
面白いですよね!
またぜひ観戦してみてください!今度はタールアをぜひ!
Twitterでもコメントしましたが、きーきあっさんのおかけで最高に楽しい観戦になりました!
サポーター熱かったですね
日本ではゴール裏がホームアウェイ分かれているので、ん?と思いつつも見ていたのですが、このブログ見て納得です
ムアントンの10番の切り込みも良かったし、ゴールにはならなかったですが、ラストパスの出しどころも上手い!って
チャナティップ選手もそうですが、足元の技術ある選手多いのかなって印象でした
DF陣は逆にボール持ちすぎだろって場面が何回もあって、ドタバタしてるような印象でしたね
あのミドルもあんな固まった真ん中なパス出すなよって見てて思いました
DJの方が盛り上げていて、完全に理解できるタイ語能力が欲しかったです
専スタで凄く近いし、タイサッカーめちゃくちゃ楽しかったです
長々とコメント失礼しました