どうも、きーきあっです。
今回はTリーグ第8節、
【ポートFC対ムアントン・ユナイテッド】
の観戦記です。
現在T1(タイの1部リーグ)は第13節(チェンライ・ユナイテッドとスコータイFCはACLの関係で1試合多く14試合を消化)している中で、何故第8節の試合なのか。
それは以前、試合直前でタールア(ポートFCの愛称)のホームスタジアム、PATスタジアムが停電になってしまい、中止になったからなんです。
PATスタジアムはその前にも試合終了間際に停電があり、その時はリーグのルールにより0-3の敗戦となりました。
今回も本来なら同じようにタールアの負けになるところが、ムアントンの恩情により再試合となったのでした。
普段タールアとムアントンはサポーター同士が犬猿の仲なのですが、これには本当に感謝です。
という訳でその再試合が先日行われました。
平日開催となりましたが、僕も仕事を終えダッシュでスタジアムへと駆けつけました。
スタジアムへGO!
というわけで、タールアのホームスタジアム、PATスタジアムへ向かいました。
先ほど紹介した停電騒動の後、タイ・リーグから数試合PATスタジアムでの開催を禁止されていたのですが、つい先日無事にPATスタジアムで試合が行われるようになりました。
その試合は予定があり行けなかったので、久しぶりのPATスタジアムでの観戦が本当に楽しみでした。
バイクを飛ばしスタジアム近くの駐車場へバイクを停め、向かうはクラブショップ。
シーズンチケットを提示し、試合のチケットを受け取ります。
ちなみに念のため前回中止になった試合のチケットを持っていたのですが、全く必要ありませんでした。
コロナウィルスの影響で、スタジアムの敷地内は未だ屋台を出すことができないのですが、すぐ近くの道路には屋台が結構並んでいました。
今回はキックオフ少し前にスタジアムに着いたのでスルーしましたが、またスタジアム近くでビールを飲むことができる日が早く訪れてほしいです。
スタジアムへの道。平日の夕方でしたが思ったよりサポーターが多かったです。
いつものようにメインスタンドへと陣取ります。
メインスタンドからの眺め。
両チームの選手が入場してきました!
数年前のサポーター同士の傷害事件から、未だお互いのチームの試合ではアウェイチームのサポーターが観戦できません。
もうそろそろ解禁してもよいと思うのですが・・・。
今夜の対戦相手、ムアントン・ユナイテッドです。
試合前の順位は8位と今シーズンも低迷。
数年前はティーラシン、チャナティップ、ティーラトンなど錚々たるメンバーで「ドリームチーム」と呼ばれましたが、それぞれJリーグへの移籍や親会社の資金難による選手放出で、今やその面影すらありません。
ムアントンが弱いのは何となく寂しい気もしますが、我らがタールアは他のチームの心配をしている場合ではありません。
そのタールアの選手たち。
先週末のチョンブリー戦から1トップをボニーヤからアディサックに変えただけで、あとは同じスタメンでした。
ほぼスタメンが固まりつつあるということですかね。
選手に檄を飛ばすオーナーのマダム・ペーン。
美人です。
円陣を組み気合を入れます。
さあ、いよいよキックオフです!
先週の土曜日とスタメンが同じということも影響しているのか、何となく体が重いというか動きがよくないなあと。
前半は膠着状態でしたが、それでも前半30分にタールアが先制します!
決めたのは9番のFWアディサック選手!
アディサック選手は昨シーズンまで相手チームのムアントンに所属していた選手です。
強烈な恩返しゴールでした!
そしてそのまま前半を1-0で折り返しました。
そして後半。
後半はムアントンに攻め込まれ、何度も危ないシーンがありました。
そんな中で流れを変えるべく、7番のMFパッコーン選手に代え、99番のFWボニーヤ選手を投入します。
この采配がピタリと的中!
そのボニーヤ選手が終了間際にゴールを決めました!
大喜びのゴール裏サポーター。
後半は完全にムアントンのペースだっただけにこのゴールは本当に貴重でした。
そしてそのまま2-0でタールアが見事勝利!
選手を労うマダム・ペーンの後ろ姿。
マダム・ペーンを正面から。
試合の感想なぞ・・・。
スコアだけで見ると2-0と完勝のように見えますが、かなり苦しい内容でした。
特に後半は何度もゴールを割られそうなシーンがあり、ドキドキしました。
それだけに途中出場したボニーヤ選手のゴールは値千金でした。
珍しく選手交代が当たった気がします・・・。
この日は何といっても9番のFWアディサック選手です。
先制ゴールももちろんですが、とにかくアディサック選手が入るとボールが収まります。
そのおかげで右サイドのパコーン選手&セラノーン選手や左サイドのボーディン選手&ケヴィン選手の攻撃に厚みができます。
そして交代出場したボニーヤ選手。こういう時にしっかりとゴールを決めてくれる外国人選手を必要としていたので、ボニーヤ選手の加入は本当に大きいです。
さて、これで13節を終え、首位のBGパトゥム・ユナイテッドとは勝ち点4差の2位です。
リーグ前半終了時点で4位までに出場権が与えられるACLへの出場も確定し、あとはストレートインの2位以内もほぼ確実となりました。
いや、それどころかまだ優勝も狙える位置です。BGは強いけど。
一時のグダグダから持ち直し、ようやくいい感じになってきました。
で、今週末の12/6(日)はFAカップのラウンド32が行われ、タールアはホームでT2(タイの2部リーグ)のMOFカスタムズ・ユナイテッドと対戦します。
ホームでの試合で相手はT2のチームということで、それほど危機感はないかもしれませんが、この日試合があったことでおそらくタールアはメンバーを大幅に入れ替えると思います。
出場する選手がアピールする意味でも奮起してくれればよいのですが、反対に主力を欠くことでカスタムズに足元をすくわれないかが若干心配です。
そうでなくてもこの前のFAカップの試合ではT3(タイの3部リーグ)のチーム相手に大苦戦したくらいですから。
しかもほぼ主力メンバーが出ていたのに。
まあ、そんな悲観的にならず、日曜もこの勢いでしっかりと勝利し、何ならリーグ戦とカップ戦の二冠を狙ってほしいです。
しかもFAカップは昨年度のチャンピオンチームなわけだし。
というわけで、頑張れタールア!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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