10月ですよ奥さん!
どうも、きーきあっです。
という訳で今日は10月1日。早いもので今年も残り3か月を切りました。
そして僕はこの10月で、タイ在住7年目に突入しました!←7年という中途半端な区切り
タイに住んで丸6年という事になるわけですが、正直本当に早かったです。
もう6年も経ったかという気持ちしかありません。
きっとそれだけタイでの生活が快適で楽しいからだと思います。
6年前、タイに住もう、タイで生活しようと決めた時の僕は正直本当に疲れていました。
転勤で1年住んだ関東の某地方都市から、東京の本社へと戻ったのがタイに住み始める半年前のこと。
そこであるプロジェクトの責任者となるためだったのですが、これが本当に大変で。
当時の会社の規模としてはかなり大きなプロジェクトで、よくそんな大きな仕事を取ってきたなというくらいでした。
そんな仕事の担当になってからは毎日忙しく、そして帰りも遅く、ストレスは溜まる一方。
これは気分転換しないとまずいとばかりに、立ち上げ前にGWの休みを利用し広島へ1人旅したところ、クライアントとうちの会社の担当営業から旅行中にも何度も電話がありまして。
その度に楽しい旅行から、仕事の現実に引き戻されテンションはダダ下がり。
身体をすっきりさせるために入ったサウナの更衣室で、携帯の電池が切れないようコンセントに充電器を差しつつ、2時間もクライアントと電話をした時はもう泣きそうでした。
そして、これが多分僕のタイ行きを決定づけるような出来事だった気がします。
なんで旅行中にまでこんな仕事の話をしなくてはならないのかと。
GWが明けてから、完全に気が抜けてしまった僕は、その後時間をかけて勤めている会社を辞める準備、タイに住む準備を進めていきました。
そしてその年の9月に、晴れてタイでの生活をスタートする事となりました。
成田空港からスワンナプーム空港に着き、就職が決まったタイの会社が用意してくれたリムジンに乗り込み、会社が手配してくれたホテルにチェックインした時は、これから始まるタイでの生活が楽しみで何ともいえない気持ちになりました。
旅行でも何度かタイに来た事があり、ある程度の土地勘はありましたが、旅行で過ごしたタイと実際に生活するタイは全く別物と言ってもいいくらいでした。
それは決して悪い意味ではなく、むしろますますタイが好きになり、タイに住んで良かったなあと。
そうそう、僕はタイで転職先を探すときに、給料が多少安くても残業があまりなく、休みがしっかりと取れそうなところを条件としました。
何しろタイに住んだ1番の目的は、日本での疲労を癒す為でもあったからです。
幸いにして僕が働いている会社は、残業がほぼなく、休みもしっかりと取れます。
訳あって、途中1年間だけは朝から晩まで働き、休みも取れないなんて時期もありましたが、今はほぼ定時で帰れますし、休みもしっかりとれます。
そんな環境だからこそ、6年間も快適に生活することができるのだと思います。
と、毎度のことながら長い前置きをしつつ、今回はタイで6年間生活をして来た僕が、生活を始める前にイメージしていた事とどれくらい差があったかをお話しします。
生まれ育った日本を離れて、外国に住むわけですから、ある程度の準備とか想像をしてタイに乗り込みました。
それが実際に生活してみたところ、どうだったのでしょうか・・・。
イメージ通りだったところ
まずはある程度想定内というか予想通りだったところから。
1.住みやすい!
まず、これです!
タイは、というよりバンコクは住みやすいです!
バンコクに6年間住んでみてやっぱりそう思います。
他の国に旅行したことはあっても生活した事はないので、比較はできませんが間違いなく住みやすいといえます。
具体的な理由としては、
- 物価が高くない
- 日本食レストランが多い。リーズナブルな値段で日本食が食べられる
- 治安が良い
- 日本人が多い
- 対日感情も悪くない
といった点を挙げる事ができます。
タイは日本に比べ物価は安い!とよくいいますが、それはモノによるかなあと。
日本の方が安いものもたくさんありますし。
ただ全体的には物価はそれほど高くないかなあと思います。
日本食が食べられるお店が多いのは、日本人にとって魅力的な点だと思います。
僕が住み始めた2012年はまだそれほどでもなかった気がしますが、特にここ数年、本当に増えた感があります。
今じゃ日本からラーメン屋が出店!というニュースを見てもそれほど有難みを感じなかったり。
競争が激しい分、味のレベルも高いし、また味だけでなく値段設定も重要になっています。
日本食だといって、なんでもありがたがる段階ではなくなっています。
治安も基本的にはいいと思います。スリだとかひったくりだとかはありますが、そんなのどこの国にもあるし、タクシーとかのぼったくりとかもかわいいもんです。
ナイフとか銃を突きつけられる強盗に襲われた日本人のニュースなんて、ほとんど聞かないですもんね。
だからといって決して油断してはいけませんが、治安が悪いと感じた事は6年間住んで1度もありません。
日本人が多いというのも、タイが日本人にとって住みやすい国だという証拠でもあります。
対日感情が良いのも助かってます。日本人だからと嫌な顔をされたり、罵声を浴びせられるなんて事もないですしね。
2.タイ料理が美味しい!
タイに住みたい、住めるかなって思った理由が、タイ料理が好きだったり美味しいなと思ったからなんです。
僕にとって食事はとても重要なポイントです。
実際タイで生活すると、当然タイ料理を食べる機会が増えるわけですが、やっぱり美味しいなと思います。
むしろ旅行で来ていた時に食べていたタイ料理よりも、実際生活をしてから食べたタイ料理の方が美味しく感じます。
といっても、
『タイ料理は屋台で食べるのが一番!』
なんて言うつもりはありません。むしろ逆。
ちゃんとしたレストランで食べるタイ料理はめっちゃ美味しいです。
もちろん屋台でも美味しいお店や美味しい料理はありますよ。
旅行で来ていた時にはどこで食べても美味しいと思っていたのですが、実際色々な店で食べてみると美味しい店、そうでない店がある事に気づきました。←今さらかよ
例えば、カオパット(チャーハン)。昔はどこで食べても美味しいな、タイのチャーハンは外れがないなと思っていましたが、そんな事はないです。外れもあります、ちゃんと。
と、タイ料理の事ばかり書きましたが、中華料理とか他の料理も色々食べられますし、美味しいお店が多いです。
バンコクで生活するのに食生活に困る事はないなあというのが、素直な感想です。すなわち住みやすいです。
3.楽!
これです。本当にタイの生活って楽だなあって感じます。サバーイってやつです。
なんかギスギスしていないっていうか、おおらかっていうか。
裏を返せば適当だったりいい加減だったりするわけで、それが腹立つって人もいるとは思うのですが。
適当な僕にはそれくらいがちょうどよいなと。
1年に1~2回くらい日本に帰る事があるのですが、その時に思うのが、日本はちゃんとしているなあと。
これはタイに住んでいる日本人だけでなく、外国に住んでいる日本人が日本に帰った時に感じる事あるあるだと思うのですが、本当にちゃんとしています。
電車とかバスが時間通りに来るとか、接客がめちゃくちゃ丁寧だとか、もうありきたりの例えで申し訳ないのですが、本当にそう思うんですよ、外国から日本に帰ってくると。
それが日本のよいところですし、たまに帰る日本はやっぱり凄いしよい国だなあとも思いますが、今の僕にとって日本は住むところではなく、1年に1度帰ればいいかなって思うところです。
やっぱり住むのはタイがよいです。今のところ。
イメージと違ったところ
さて、ここからは6年住んでみて、あれ?思っていたのと違う!というところです。
って、これから挙げるのは殆どが「それはお前自身の問題だろ」っていうところですが、その辺はまあ。
1.タイ語が全然上達しない!
はい、出ました。いきなりですが、これは完全に自分のせいです。
正直言いまして、1年も住めばタイ語はある程度話せたり読み書きできると思っていたんですよ。
まして6年も住んでいたら、もうペラペラになっていると思っていました。
すみません。全然タイ語能力が上がっていません。
読み書きは元より、話す事に関しても、上達する様子がありません。
妻にもよく指摘を受けますし、呆れられています。
料理の名前だけは覚えましたし、食事に行った時はタイ語で注文とかできますが、そんなもんです。
これはまずいです。普段の生活で英語でやり取りする機会が多いからなんて言い訳も通じないくらいまずいです。
かといって、英語がネイティブ並みに話せるかというとそんな事ないわけですし。
自分自身の今後の夢のためにも、タイ語の読み書きは必要となってくるので、そろそろ本気で取り組まないとと思っています。
来年くらいからちゃんとやろうかな。←来年からと言っている時点でダメじゃん
2.1人じゃなくなった!(つまり結婚した)
実はそれほど想定外の事ってなかったんです。というよりそこまで深く考えずにタイに来たというのもあるんですけど。
ただ、間違いな想定外と言えるのはこれです。
タイに住んで、なんと結婚しちゃいました。
僕自身、タイに来る前もタイに来てからも結婚する気は全くなかったんです。
そもそも、タイに住むと決めた時も、
『どうせこれからも1人で生きていくんだし、それなら好きなところに住んで、好きな事をやろう!』
と思ったからなんですよね。
それが6年経った今、隣には奥さんがいるじゃないですか。
これが自分自身で最大の驚きです。想定外としか言いようがありません。
自分でも結婚したいと思うんだというのと、自分がちゃんと(かどうかはさておき)結婚生活を送れているんだという事に驚いています。
と、想定外と驚きつつも、実際結婚生活は楽しいんですけどね。思った以上に。
そう思えるのは98%くらい妻のお陰なんですけど。あと2%くらいは自分の努力です。
元々1人でも楽しかったタイでの生活が、結婚した事によって楽しさがさらにアップした感じです。
それに結婚した相手がタイ人ということもあって、タイでの生活がより便利になったというか快適になった感もあります。
それは色々わからない事がわかるようになったという事もあるし、コネとか人脈的な部分もあったりと。
とりあえず結婚した事で、タイでの生活が大きく変わったのは間違いないです。
3.ブログをやってる!
これも想定外です。
ブログを始めたのは2年半前なんですけどね。その少し前までとてつもなく仕事が忙しく、なんなら休みもちゃんと取れなかった中で、それがようやく落ち着いて自分の時間が持てるようになって。
だったら何か始めてみようと考えたのがブログだったんです。
ちなみにタイ語を勉強するという選択肢もあったのですが、ブログに逃げました。
それから2年半経ち、熱しやすく冷めやすい、しし座のB型の僕が飽きる事なく続いています。
ちなみにこの2年半、毎日更新しています。←さりげなく自慢
元々文章を書くというのは嫌いではなく、仕事でもその手のもの(報告書だったり顛末書だったり←顛末書はダメだろ)は割と得意だったりしました。
で、タイの情報(といってもご飯食べて美味しいって言ってるだけという気も)を発信してみようと始めたブログですが、思いのほか楽しくて。
ブログでガッツリ儲けてやるぜ!って気持ちがなくもありませんでしたが、それについては諦め、今では自己満足とコメント欄やツイッターで寄せられる励ましやお褒めの言葉をモチベーションにやっております。
またブログやツイッターを通じて、実際にお会いする機会もあったりと、これもタイでの生活が楽しくなっている原因の1つだったりします。
正直言いますと、ツイッターのフォロワーさんでお会いしてみたいなって思う人が何人もいるのですが、まあその辺は持ち前の面倒くさがりと人見知りの強さで、叶わずにいます。いつか機会があればよろしくどうぞ。
まとめ
で、結局何の話でしたっけ?
そうそう、タイでの生活ですが、思った以上に楽しいですよってことです。
元々数年で日本に帰ろうという思いでタイに住んだわけでなく、僕は帰らないつもり、タイでずっと生活するつもりでやってきました。
6年経った今もその気持ちは変わっていません。
それはタイ人と結婚したからではなく、もし独身だったとしてもです。
たまに妻と老後はどうしようかという話になり、妻から日本に住みたいかとも聞かれるのですが、
僕は住むならタイがいいといつも答えています。
それくらいタイの生活が気に入っていますし、タイが好きです。
タイ語がそれほど話せなくてもこんな風に思えるのですから、やっぱり住みやすい国なんですね。
という事で、僕のブログタイトルもそろそろ「?」を外して「!」に変えようかな、なんて思っています。
と無理やり、ブログのタイトルにオチを結び付けたところで、今日はこのへんで。
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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