どうも、きーきあっです。
今日はのんきに店紹介の記事をアップする気にはなれず、この件について書きます。
皆さんご存知の通り、昨日タイのプミポン国王がお亡くなりになりました。
プミポン国王死去=在位70年、現役君主最長-親日家、皇室とも親交・タイ(時事通信ドットコムニュースより)
テレビやネットでも大きく取り上げられています。
プミポン国王は18歳の時に国王に即位し、70年にわたって在位しました。これは世界最長の記録です。
タイのため、国民のため様々な事業や活動をされ、タイ国民からの人気は絶大でした。
タイの街を歩けば、国王の写真をあちこちで見ることができます。食堂やタクシーの車内なんかでも国王の写真を飾る人が多く、タイに住めばいかにタイの人が国王を愛しているかがわかります。
また、映画を観に行けば、上映前には国王をリスペクトする歌が流れ、その際は観客全員が立ち上がらなければならないという決まりがあります。
タイでデモが発生した際にも、それを静めたのはプミポン国王でした。
今のタイがあるのは間違いなく国王のおかげ、タイ国民はそれを知っているからこそ国王を尊敬し愛しているのです。
でもそんなプミポン国王はお亡くなりになりました。
その日のバンコク
昨夜仕事が終わって家に帰る道、なんだか街全体が悲しみのせいか、どんよりしていました。車の往来もいつもより少なく、食堂や商店、屋台も営業はしているものの活気は心なしかないように見えました。
実際、ある店の奥では女性が泣いていました。
僕はバスで家まで帰るのですが、バスの中も同様に静かでした。家に帰ってテレビをつけるとどのチャンネルも国王の昔の姿や今までの色々な出来事を放映していました。
帰宅後彼女にLINEのテレビ電話をかけたところ、案の定泣いていました。国王の入院先の病院まで行ってきたと言ってました。家族も同様に悲しみに暮れ、シェフである妹は明日営業する気になれないと言っていたそうです。
一方、僕はというとなんかとてつもなく気分が落ち込みました。タイに住んでいる身として、タイ人がいかに国王を愛しているかも知っていますし、実際プミポン国王がいかに素晴らしい王様かというのも色々見聞きしていましたから。
もちろんいつかこういう日が来るのはわかっていましたし、覚悟もしていました。でも僕が想像していた以上に僕自身もショックでした。何とも表現しがたいですけど。
これからのタイ
1日経って、今日の街の様子は現段階では分かりません。イベントなどの色々な自粛、中止、延期はあるでしょうが、ショッピングモールやレストランは通常通り営業を行うところが多いのではないでしょうか。
もちろん個人レベルで休業する食堂や商店、屋台はあるとは思いますが。
これからのタイがどうなるかは、当然ですが分かりません。今より悪くなるかもしれないし、良くなるかもしれないです。
洪水やテロなど色々噂されている、心配されていることもあって、備蓄に走るタイ在住の日本人もいるようです。日系スーパーが品薄なんて話もツイッターで流れています。もう一度言いますが、備蓄、買いだめをしているのはタイ人ではなく、日本人です。
きっと今までの経験からそうされているのでしょうが、まあそれはそれとして。
何があるか分からないのは、タイだけでなく世界中同じです。日本だってそうです。
色々危機管理をしなくてはなりませんが、必要以上に怯えるのもどうかなと思います。
最後に
僕はタイが大好きでタイに住み始めましたし、これからもタイに住み続ける予定です。ブログタイトルもそういう決意からつけました。
これからのタイに期待したいですし、タイが今以上に良い国になることを本当に願っています。
そして、プミポン国王に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
最後に…僕はタイもタイ人もタイ料理も大好きです。
なんかいつもと毛色が違う内容になりましたが、どうしても今日はこれを書いておきたかったのでご勘弁を。
明日からはまた、食って飲んでばかりのブログになると思います。
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた。
<広告>
ナカタさん
はじめまして!そしていつもブログをご覧いただいているとのことでありがとうございます!
今回の事はきっと誰もが想像していましたが、実際に起こってみると想像以上にショックが大きいという感じです。
いかに偉大な王様だったかも改めてわかりました。
3月にタイに来られるということで、その時は落ち着いていると思います。(そうじゃなきゃ困りますよね)
タイで楽しんでいただけることを願っています!
いつもブログを拝見しています。
3月にタイ旅行を考えていたり、知り合いがバンコクに出張になる機会が多いので、今回のニュースはショックです。
タイが微笑みの国であり続けますように…