どうも、きーきあっです。
いよいよ大詰めとなった、2019シーズンのタイ・リーグ。
今回は、
【ポートFC対チャイナート・ホーンビルFC】
の観戦記です。
この日に行われた試合は、元々は8月21日(水)に開催される試合でした。
しかし、まるっと10月上旬に移動。
そのあたりはタイのおおらかさ(言葉を選んでおります)といったところ。
T1(タイの1部リーグ)はこの試合を含めて残り3試合。
僕が応援するタールアことポートFCは首位そして2位と勝ち点2差の3位。
優勝またはACLプレーオフ出場権を得られる2位になるためには、もう1つも落とせないところです。
反対にもしこの日勝って、首位のブリーラムと2位のチェンライが敗れたら首位に躍り出ることに!
そんな期待を胸にスタジアムへと向かいました。
スタジアムへGO!
水曜日の開催という事で、仕事を終えバイクを飛ばしタールアのホームスタジアム、PATスタジアムへと向かいました。
いつものようにクラブハウスでシーズンチケットを提示しチケットをゲット。
そして開門時間も過ぎているので急いでスタジアムの中へと入ります。
その前にお腹も空いていたのでガイ・トード(フライドチキン)とカオニャオ(もち米)、そしてスプライトを買ってからスタンドへと向かいました。
そしていつものようにメインスタンドに座ります。
いざ、観戦!
最近始めた、タールアのスタメン紹介。
まずは36番、GKのウォラウット選手。ここのところ確実性も出てきて安心して観ていられます。
5番のFWセルジオ・スアレス選手。
最近は1トップで起用されることが多いです。
テクニックはありますが、熱くなりすぎるのがタマにキズ。
6番、センターバックのトッサポン選手。
この日は守備の要である4番のエリアス選手が累積警告により欠場。
頑張ってほしいところ。
7番の右サイドハーフ、パコーン選手。新婚。結婚おめでとうございます。だから頑張れ。
8番、ボランチのコ・スルギ選手。
名前でお分かりのとおり韓国人選手。
この日メインスタンドに韓国人の男性がいて、彼に声援を送っていました。
果たして応援の成果は!?
10番、左サイドハーフのボーディン選手。
昨シーズンまでは軽いプレーが目立っていたのですが、今シーズンは大ブレイク。
彼のドリブルは一見の価値あり。
16番、ボランチのシワコーン選手。僕のお気に入り。
彼がいるといないとでは中盤の締まり方が違います。
30番、FWのジョシマール選手。頑張れ。お願いだから点取ってくれ。
34番、右サイドバックのセラノン選手。
167cmと小柄ながら、積極的なオーバーラップが魅力。
あと、きっとチームで一番気性が激しいと思う。
71番、センターバックのタナブーン選手。
ボランチ、センターバックをこなす貴重なプレーヤーです。
シーズン途中でT2(タイの2部リーグ)のBGパトゥム・ユナイテッドから移籍してきたのですが、彼が入って本当に良かった。
97番、左サイドバックのケヴィン選手。
怪我から復帰したイケメンサイドバック。
スケールの大きなプレーが魅力です。
そしてこの日の相手はチャイナートFC。現在16チーム中15位と低迷しています。
このままだとT2降格なので相手も必死なはず。
という事で両チームの選手が入場してきました。
チャイナートには2人の日本人選手がいます。
4番のセンターバック、村上一樹選手。そしてRYUこと8番の攻撃的MF、苅部隆太郎選手。
2人ともこの日はスタメンフル出場でした。
そんなチャイナートの選手たち。
一方タールアの選手たち。
もちろんオーナーのマダムペーンも駆けつけています。
今日もお綺麗で。
そして試合前の円陣。
いよいよキックオフです!
試合前の順位どおり、ホームのタールアが攻めまくりますが、なかなか得点が奪えず。
これは前半は0-0かなあと思っていたロスタイム、タールアが先制します!
決めたのはコ・スルギ選手。
左サイドからのクロスを頭で合わせました。
これにはメインスタンドで応援していた韓国人男性も大喜び!
そして周りも何故か彼を讃えます。
コ・スルギ選手の貴重なゴールで、前半を1点リードで折り返しました。
ハーフタイムに現れたマスコットキャラ。
って、こんなのいたっけ?
前にも見た気がしたけど、いつも出てくるわけじゃないってことはマスコットではないのかな。
微妙にリアルで微妙にかわいさをアピールして、微妙に中途半端。
ところでこの日は平日夜にもかかわらず4千人を超えるサポーターが駆けつけました。
こちらゴール裏。やっぱりチームが好調だとスタジアムの雰囲気も良いです。
さて、後半スタート!
後半も開始直後は攻めあぐねていたものの、待望の追加点!
決めたのは30番ジョシマール選手。
左サイドの角度のないところから思いきり左足を振りぬき、見事なゴール!
ここまでチャンスを潰し続けてきただけに、サポーターも本人もホッとしました。
正直言ってこの2点目で勝負あった感が。
そのせいかスタンドのサポーターもちょっとフワフワしていて、チャンスでシュートを外しても「惜しい惜しい笑」ぐらいな感じで、さらにはウェーブまでやっちゃったり。
そんな中で流れが変わったのが、交代出場したスマンヤー選手。
怪我でしばらく欠場していたのですが、リーグ終盤のこの時期に復帰してくれました。
そんなスマンヤー選手が3点目を決めました!左足での素晴らしいシュート!
しかし毎回思うけど、これはどうなんだろう。
スマンヤー選手も決めたし、良い試合だったなあ、これで終わったなあと思ったら・・・
ロスタイムにスアレス選手がダメ押しのダメ押しゴール。
結局4-0で試合終了。快勝です!
そりゃあマダムペーンもダブルピースをするってなもんです。
試合の感想なぞ・・・。
優勝を目指すチームと、降格圏に沈むチームの力量、勢いの差がはっきりと出た試合でした。
先ほど「快勝です!」と書いたのですが、特に前半はそこまで安泰でもなかったんですよね。
というのも、前半途中で4番のセンターバック、トッサポン選手が負傷退場してしまったんです。
代わりに入ったのが、2番ピヤチャノック選手。
彼はタナブーン選手と同じくシーズン途中でBGパトゥム・ユナイテッドから移籍してきたのですが、ここまで出番がほとんどなく。
ということでタールアは、前半途中から彼とタナブーン選手との急造センターバックコンビで戦わなければならなかったのです。
しかし、ピヤチャノック選手は見事にその役割を果たしました。
守備に関してはほぼノーミス。相手FWをしっかりと抑えきりました。
そのお陰で攻撃陣も爆発することができたといっても過言ではありません。
タールアは守備が悩みの種でしたし、センターバックの層の薄さも弱点であったので、彼が戦力として計算できるとなると、これはタールアにとって非常に喜ばしい事です。
で、攻撃陣は4点取ったことでわかるとおり、破壊力はあります。
11番のスマンヤー選手が復帰したのも本当に大きい!
実際スマンヤー選手が入ってからはパスが回るようになったし、攻撃にリズムが生まれました。
その絶好調タールアの次の対戦相手は、首位のブリーラム・ユナイテッド。
アウェイでの戦いです。
もしブリーラムに勝てば、チェンライの結果次第で首位に立つこともできます。
そして最終戦のホームでの試合に勝てば優勝なんてことも!
そんなアウェイでのブリーラムとの試合、僕は応援に行くつもりです。
日曜夜の開催で、深夜バスでバンコクまで帰って翌朝仕事でも関係ありません。
W杯アジア2次予選があるため、次回の試合は10月20日。
W杯予選も楽しみですが、この天王山、本当に楽しみです!
頑張れ、タールア!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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