どうも、きーきあっです。
僕がタールア(ポートFCの愛称)サポになってからの数年間で最悪の試合結果そして試合内容が続いております。
元々僕が応援し始めた(タイの2部リーグ)時代でも、ここまで悪くはなかったと思います。
そんな中でもアウェイの試合を応援しに行こうと、観戦仲間と盛り上がり行ってきましたプラチュアップキリカーン。
タイ在住の日本人でも、
「どこにあるの?」
って思う人が少なくないであろう、プラチュアップキリカーン。ええ、僕も初めての場所でした。
というわけで今回は
【プラチュアップFC対ポートFC】
の観戦記をお届けします。
ツイッターでも呟いたのでご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、これがもう色々ありまして。
一時は観戦を諦めてバンコクに戻らなければならないかもと思ったくらいでした。
そんなアクシデントも含め、たっぷりお届けします!
スタジアムへGO!
今回の目的地であるプラチュアップキリカーンは、バンコクからおよそ270kmほど。
車だとだいたい4時間ちょっとくらいの距離です。
今回は観戦仲間が車を出してくれたので、当日朝9時前にバンコクを出発しました。
途中、ホアヒンの少し先カオタキアップのシーフードレストランに寄りお昼ご飯を食べました。
今回訪れたお店の名前は【Aow Takiab Seafood】です。
お店はこんな感じ。
席からの眺め。癒されました。
そしてこちらはカニチャーハン。
イカをライムとチリ味のスープで茹でたもの。
そしてこちらは川海老のグリル。1尾550バーツ(約1,925円)です。
海を見ながら美味しいシーフードを食べ、この時点では何て素晴らしい休日なんだろうと思っていました。
しかしこの後に大きなトラブルが発生!
お店を出て少し走ったところで、急に車の調子が悪くなり止まってしまいました。
その後エンジンをかけようとしても反応せず。バッテリーが原因かと思いチャージを試みるも効果なし。
車の持ち主である観戦仲間があちこちに電話をし、とりあえず車を引き取りに来てバンコクまで運んでくれることになり一安心。
ただ、そうなると僕達はどうしようかという話になりました。ここから目的地まではまだ車で1時間半近くかかります。
ホアヒンまで戻ってバスか鉄道で行くかとも考えましたが、恐らく試合開始には間に合わないだろうと。
これはプラチュアップキリカーン行きを諦め、車と一緒にバンコクまで運んでもらうかという案まで出ました。
写真のこの場所で、僕達は結局2時間くらい佇んでいました。
しかし観戦仲間の1人がGrabで行けるかどうか調べたところ、何とか行けそうだと。
料金も1,200バーツ(約4,200円)ほどだそうで、1人あたり400バーツ(約1,400円)と考えれば、悪くないなあと。
あとはこの場所でタクシーが捕まるかどうかって話です。
まずはバンコクまで持って帰ってくれる業者&車を待つこと50分、ついにやってきました!
業者は手際よく車を荷台に乗せ、そして運んで行ってくれました。。
そしてここで奇跡が!何とGrabでタクシーがものの数分で捕まったのです!
そんなに交通量が多いような場所でもなかったのに、何という幸運!
やってきた車に僕達3人は乗り込み、改めてプラチュアップキリカーンへと出発したのでした。
ちなみにタクシーと書きましたが、見た目は普通の乗用車でした。
一時はキックオフに間に合わないのではと思っていた中で、ホテルには無事キックオフの1時間前に到着しました。
そしてホテルにチェックインし、着替えたところでスタジアムへと向かいます。
先ほどすんなりタクシーが捕まったこともあって、今回も余裕だろうとGrabでタクシーを呼ぼうとしたところ、まさかのサービス提供なし!
まあ確かにタクシーなんて走ってなさそうだなとは思ったけど、サービス自体の提供がないなんて。
ちなみにホテルからスタジアムまでは歩いて30分ほどの距離。
歩けない距離ではないし、そもそも歩くしか手段がないので、3人でテクテクとスタジアムまで歩くことにしました。
順調に行けば何とかキックオフの5分前くらいには着きそうだなあと歩いて行くと、ここでも奇跡が!
僕達の前をサイドカータイプのバイタク(トゥクトゥクなのか?)が通り過ぎたのです。
僕は慌てて振り返り、運転手のおっちゃんを呼び止めました。
おっちゃんも声をかけられると予感したのかこちらを振り返ってました。
そしておっちゃんにスタジアムまで行きたい旨を告げ、いくらで行ってくれるのかを聞き、3人で乗り込んだのでした。
料金は1人20B(約70円)×3人とのことでしたが、結局100バーツ(約350円)を渡しました。
男3人を載せているし、バイクもそれほど大きくないので、途中の坂で2人乗りのお姐さんに余裕で追い抜かれてしまうくらいスピードは出てなかったけど、それでも歩くよりは全然早くそして快適。
というわけで無事スタジアムに到着しました。
こちらが僕達をスタジアムまで運んでくれたおっちゃんです。本当ありがとう!
ということで紆余曲折ありながらも、なんとかスタジアムに着きました。
こちらがプラチュアップFCのホームスタジアム「Sam Ao Stadium」です。
正面に見えるのがチケット売り場です。アウェイ側のチケット売り場はこのまま真っすぐ奥に進んだところにあります。
スタジアムの場所ですが、プラチュアップ鉄道駅から2.2km、バスターミナルから1.8kmほどのところにあります。
市街のホテルに泊まるとしたら、大通りを30分ほど歩けば着きますし、歩くのはちょっと・・・という人は先ほどのバイクタクシーを利用すると良いと思います。
ちなみにホテルのフロントでタクシーを呼んだ場合も、バイクタクシーがやってきます。
翌日ホテルからバスターミナルまで移動した際にも僕達はこのバイクタクシーに乗りました。
前日乗ったやつより立派でスピードも出てました。
ちなみに料金ですが、ホテルからバスターミナルまで3人で150バーツ(約175円)でした。
そうそう、スタジアムの地図も載せておきますね。
いざ、観戦!
色々ありながらもスタジアムに着いたこと、そしてキックオフにも間に合ったことに感動しつつ、僕達はスタジアムの敷地内へと入って行きました。
こちらがメインスタンド側の入口です。
上に見えるのは蜂の巣をモチーフにしたものです。チームのエンブレムにも蜂が描かれています。
僕は蜂の巣でなく、石がぶら下がっているのだと思ってました。
タールアのチームバスも止まっていました。
そしてチケットをゲット!一時は観戦を諦めかけただけに感動もひとしお。
値段は150バーツ(約525円)です。
すっかりタイリーグのユニフォーム収集が趣味になりつつある観戦仲間がユニフォームを買うというのでクラブショップを探したところ見つけたのがこちら。
売店じゃんってくらいこじんまりとしたショップでした。
ちなみにこれを見た観戦仲間はバンコクに戻ってから買うと言い、こちらでの購入はやめました。
キックオフも迫ってきたので、スタジアムの中へと入ります。
こちらはアウェイ席からの眺め。いわゆるゴール裏になります。
右側に見えるのがメインスタンドです。
陸上トラックがあってピッチと距離がある上に、スタンドが低めなので観づらそうだなあ。
そしてこちらがバックスタンド。
メインスタンドよりも明らかにこちらの方が観やすそうです。
だからなのか、サポーターは殆どこちら側の席に座っていました。
毎回タールアのサポーターはアウェイの試合でも大勢駆けつけますが、この日も結構来ていました。
バンコクから離れている上に、ダメダメな試合が続いているのに本当に素晴らしいサポーターです。
アウェイ席の前にスコアボードがあるのは、アウェイの洗礼なのでしょうか。これじゃ時間も分からんて。
さて、いよいよキックオフです!
さて、試合はというと、ここ数試合すっかりお馴染みになった、前半早めの時間帯に先制されるパターン。
この日も前半18分にハンドの反則で相手にPKを与え、それを決められてしまいます。
そしてそのまま前半終了。
もうこうなったら飲むしかありません。ルークチン(肉団子)の串焼きをつまみにビールを飲みます。
何故かここはスタジアム内へビールや食べ物の持ち込みがOKでした。
そして後半が始まっても、全くもって点が取れる気がしません。
途中夕焼けを見ながら現実逃避をしたり。
そしてそのままさほど見せ場もなく試合終了。
0-1でタールアはこの日も負けてしまいました。
試合後に挨拶に来る選手たち。
いつもならチャントを歌って選手を鼓舞するところですが、この日は違いました。
サポーターが荒れています。そうだよな、さすがに怒るよな。
と思ったら、その怒りの矛先は不甲斐ない試合をした選手ではなく、こちらの写真中央にいる緑色のシャツを着た男性に向けてでした。
彼はプラチュアップのスタッフなのか何なのか分かりませんが、どうやら試合途中でタールアサポを挑発する行為をしたようなんですよね。
試合終了間際はずっとその事にサポーターが怒っていて、試合後もヤツを呼んでこい!と怒りが収まらなかったんですよ。
普通だったら来ないだろうと思っていたら、何と他のスタッフに連れられてご本人登場。
そしてサポーターに謝罪をしていました。
でもあれだけ怒っていたから、そんな簡単には許さないだろう、これは火に油じゃないかって思っていたら、皆すんなり謝罪を受け入れるということにびっくり。
あら、皆さん優しいのね。
ということで改めてサポーターは選手に対してチャントを歌い、選手を激励しめでたしめでたし。
いや、めでたくないけど。
試合の感想なぞ・・・。
この日に関しては、スタジアムに着くまでに色々あり、もう無事にスタジアムに着いただけで、観戦できただけでOKだから、どんな結果や内容であっても文句は言わないって試合前に誓ったんです。
だから今日に限っては何も言いません。なんか毎回
前半早い時間に先制される→まだ始まったばかりだから大丈夫!前半のうちに追いつこう!→リードされたままハーフタイム
→後半早めに追いついて、そして逆転だ!→同点どころか相手に追加点が入る→せめて追いつこう!→願い叶わず試合終了
って試合ばかりだよなって思っても、今日は何も言いません。
翌日ツイッターに流れてきたのですが、直近8試合でタールアは1勝1分け6敗で、この8試合でいえば最下位の成績なのだとか。
まあ、そうでしょうね。だって勝ってないもの。
ちなみにこの8試合、残留争いをしている14~16位のチームと対戦し全敗ですよ。ボーナスタイムのはずだったのに。
そうはいっても前半の貯金もあるし、さすがに今シーズン降格なんてことはないよねって思っていたのですが、気が付けば14位のスパンブリーとは勝ち点7差です。
残りは6試合ですから安全圏じゃないですし、今のタールアが楽に勝てる相手なんていませんし、これはヤバいです。
つい1か月くらい前まではACL出場権を!なんて言ってたのが、今や残留を願っているなんて、いったいどうなっちゃったのでしょう?
もう今シーズンは内容がどうとか言わないから、とにかく1勝でも多く、1点でも勝ち点を稼ぐように頼みます。
そしてT1残留を何としても死守してほしいです。
が、そんな中次節は3/9(水)にホームで4位のチェンライ・ユナイテッド戦です。
ジリ貧のタールアが戦うには厳しい相手ですが、頑張って奇跡を起こしてほしいです。今日の僕達のように。
ということで頑張れ、タールア!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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