どうも、きーきあっです。
とある土曜日、僕はサッカー観戦をしようとしていました。
でもこの日はT1リーグ(日本でいうJ1)の試合はありません。
そんな中で僕が観に行ったのは、T3という3部リーグ。日本でいうならJ3というカテゴリーのレベルです。
例えるなら、日本に住んでいる外国人が、SC相模原の試合を観に行くようなものです。←ピンとこなかったらごめんなさい。
事前に日程とスタジアムの場所をネットでチェックして、当日を迎えたのでした。
ちなみにこちらのWebサイトでタイのサッカーリーグの日程や結果などがチェックできます。
http://www.thaileague.co.th/official/?r=Site/Index&lang=en
いざスタジアムへ!
さて、いよいよ当日。僕が観に行ったのは、チャムチュリユナイテッド対グランドアンマダン・ラノーン・ユナイテッドです。
いくらタイのサッカー好きでも、チャムチュリユナイテッドくらいは知っていますが、ラノーン・ユナイテッドは初めてチーム名を聞きました。
うーん、マニアック。
というわけでスタジアムへ。向かったのは【チュラロンコーン大学スタジアム】というスタジアムです。
名前の通り、チュラロンコーン大学の敷地内にあります。
BTSナショナルスタジアムからだと15~20分くらいですかね。あとはMRTサムヤーン駅からも同じくらいです。
でもBTSの駅から歩いていけるのですから、アクセスの良さでいえば、タイのスタジアムの中ではダントツです。
こちらがそのスタジアムです。
念のため地図も載せておきますね。
サッカーがやってない!?
スタジアムに着いたのは、試合開始の1時間前。でも全く人影がありません。
というより入場ゲートも開いていないんです。開いていたのは唯一正面のこちらの入り口。
でもここにはユニフォームを着た選手らしき人たちとスタッフのような学生たちが。
とりあえず、サッカーが観たいんだけど、ここで今日試合あるよね?と聞いてみました。
声をかけた若い女性たちは、え、意味わかんないんだけどというような表情をしつつ、こう答えたのでした。
「サッカーじゃないですよ。これからやるのはラグビーですよ。観ていきますか?」
え、ちょっと意味が分からない。
動揺を隠しつつ、ありがとうとお礼を言い、一旦スタジアムの外に出て、再度タイリーグのサイトをチェックしました。
すると、
試合は昨日だった・・・
いやいや、2~3週間くらい前にチェックした時には、7月15日(土)16時キックオフって書いてあったんだけど。
なんで前日に試合やって、もう終わってんの?
もうガッカリです。
でももう終わってしまった以上、悩んでも落ち込んでも仕方ないです。
気持ちを切り替え、さっき女性が言ってくれた言葉を思い出しました。
「ラグビーですよ。観ていきますか?」
この後暇だし、せっかくだから観ていくか。
ということで、再度スタジアムの中に入りました。
スタジアムは思ったよりも立派。
観客席もけっこう多いですね。
大学の設備としてはもう立派としかいいようがないですね。
さて、ラグビーの試合とのことなのですが、どうやらチュラロンコーン大学のラグビー同好会的な感じです。
女子部員も!?
ラグビーの試合と言いましたが、どうやら様子がおかしいんです。どう考えても試合前の緊張感的なものがないんです。
それどころか、ユニフォームを着ているのは若者だけでなく、おっさんの姿もちらほら。
そして僕が座っているスタンドにもその家族とか、やっぱりユニフォームを着たおっさんが。
どうやら、大学のラグビー同好会とそのOB的な集まりっぽい。
いや、間違いない。
で、それをスタンドで眺める、OBでもなんでもない日本人。
このスタジアムにいる人間の中で、唯一僕だけが全くの無関係な人間。
何このシュールなシチュエーション。
しかもラグビー好きなわけでもなく、というよりラグビーを生で見るのは初めて。
場違いにもほどがある。
そんな事を思いながらも、試合開始を待つ僕。ってかいつ始まるんだ。
と思っていたら、ようやく試合が始まる様子。かと思いきや写真撮影とかしている。
写真撮影も済んで、ようやく試合開始。実況付き。
試合が始まる前に、ずっと疑問に感じていたことが。
ラグビーといえば、ボールをキックして、ポールとポールの間に入れる的なやつがあると思うのですが、そのポールがないんです。
こっちにもない。
こっちにもない。奥にあるのは国旗なのでこれは違う。
そんな心配をよそに試合が始まったのですが、またもどうやら様子がおかしい。相手にタックル的なことはしないんです。
ボールを持った選手に相手チームの選手が、鬼ごっこのようにタッチをしにいくだけなんです。
そしてタッチしたら、試合が止まる。この繰り返し。
なんだこれはと思い調べてみたら、どうやらタッチラグビーなるゲームをやっている様子。
タッチラグビー (Touch Rugby) は、ラグビーで用いられるタックルを、より安全な「タッチ(後述)」に置き換えた、より親しみやすい簡易型フットボール。
1960年代、オーストラリアでラグビーリーグ選手のウォームアップ用として始められたとされ、簡単な競技方法から、次第に競技人口が拡大して行った。現在、オーストラリア(現地では主に「タッチ・フッティ (Touch Footy) 」と呼ばれている)、ニュージーランドを始め、アメリカ、カナダ、欧州各国等で広く競技されている。日本では1989年、口元周策により紹介された。Mixed,Mens,Womens,Over30等に分けられ試合が行なわれる。また、サッカー等と同様に4年に1度World Cupが開催される。2003年のWorld Cupは日本(埼玉県熊谷市)で行なわれ、Mixed openで第3位に輝いた。また全国各地でタッチラグビーの公式試合がある。「JAPANカップ」、「関西大会」、「関東大会」、「学生選手権」など多数開催されている。基本的には社会人チームと学生チーム混ざって試合をしている。
通常のラグビーチームでも、ウォーミングアップ等の練習の一環としてこのようなルールで行われることも多く、広く親しまれている。以上Wikipediaより引用
なるほど、これならキックもないし、それに女性とおじさんが試合をしても激しいタックルがないので安心ですね。
と関心しながら、しばし試合を観て、その後静かにスタジアムを後にしたのでした。
まとめ
いやー、試合日時の変更にはやられました。
直前までちゃんとチェックをしないといけないなという、よい教訓になりました。
でも、おかげである意味貴重な経験をしました。サッカー観たかったけど。
それにしても、この暑い中、僕よりも年上のおっさんたちはよく走るなあと感心していました。
僕は多分数分でダウンすると思います。もう尊敬しかありません。
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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ナカタさん
コメントありがとうございます。
日程についてはチェックしたはずなんですけどねー。
ナカタさんのように旅行で試合を観に来た場合は、日程変更はキツいですよねー。
またタイリーグ観戦をご一緒できる日を楽しみにしています!
俺も数年前にムアントンとバンコクグラスの試合を当日に翌日に延期され、泣く泣く今は亡きTOTの試合を観た事が。
タイらしいですよね〜(笑)
ラグビー観戦、お疲れ様でした。