注目記事:これを読んだらタイリーグを観に行きたくなる!タイリーグ観戦ガイド2022-2023(いざ!観戦編)

今年はなんと前後編!タイリーグ観戦ガイド2022-2023(タイリーグの基礎知識編)

どうも、きーきあっです。

2022年8月12日(金)にいよいよタイリーグの2022-2023シーズンが開幕します!

タイに住むサッカーファンはもちろん、日本にいるタイリーグファンも楽しみなのではないでしょうか。

そして2018年からこのブログで発信してきたタイリーグガイドも今シーズンでなんと5回目となります。

このブログの中で最も気合を入れて書く記事、そして最も書いていて楽しいのがこのタイリーグガイドだったりします。

もちろんその分書き上げるのに時間はかかりますし、正直このブログの記事で一番大変なんですけど、このガイドを読んでくださる皆さんからの熱い声援のおかげで頑張れています。←声援を強要

で、そんな今回のタイリーグガイドなんですけど、記事を2つに分けました。

1つは今回の「タイリーグの基礎知識」編、そしてもう1つは「いざ!観戦」編です。

何で2つに分けたかというと、単純に書きたいことがたくさんありすぎるからなんです。

実は昨シーズン版もかなりのボリュームになってしまい、これを一度に読むのはしんどいだろうなって思っていたんです。

というわけで今回は

「タイリーグの基礎知識」編

です。

タイリーグに詳しくない人にも分かりやすい内容になっていますし、タイリーグマニアの人にも満足できるようなディープな内容もあったりしますので、乞うご期待。

というわけでさっそくいきますねー!

1.タイリーグとは・・・

タイリーグってなんだ?

まずはいつものようにタイ・リーグの説明から。

タイ・リーグは名前のとおり、タイのプロサッカーリーグです。

リーグは1部から3部まであり、以前はT1、T2、T3などと呼ばれていましたが、今はその呼び方はしていないようです。
ただ呼びやすいので、本ブログやこちらのタイリーグガイドでは以前の呼び名のT1、T2、T3で表記していきます。

また、この下にはアマチュアリーグというカテゴリーがあり、また女子リーグについても今後力を入れていくような流れもあるようですが、ここでは割愛します。

それでは各リーグをカテゴリー順に紹介していきますね。

各リーグの紹介

Thai League 1

まずはT1から。正式名称は

「Hilux Revo Thai League」

といいます。「Hilux Revo」というのはメインスポンサーであるトヨタの車種名で、2021-2022シーズンからこの冠名が付いています。

Hilux Revo Thai Leagueは16チームで構成され、ホーム&アウェイ方式で合計30試合を戦います。

ACLの開幕時期がずれたため、今シーズンに関してはリーグチャンピオンのみがACL(アジアチャンピオンズリーグ)のストレートインの権利が得られます。

※タイのACL出場枠は2022-2023シーズン時点で2+2(ストレートイン2、プレーオフ2)となっており、タイは2021-2022シーズンのリーグ王者及び2021-2022タイFA杯優勝のブリーラム・ユナイテッドがストレートイン1枠、2021-2022シーズンのリーグ2位のBGパトゥム・ユナイテッドがプレーオフ1枠が確定している。

また下位3チームが翌シーズンT2へ自動降格となります。

Thai League 2

続いてはT2。正式名称は

「M-150 CHAMPIONSHIP」

といいます。

冠名の「M-150」とはオロナミンCやタフマンのような、タイの栄養ドリンクです。ちなみにこれです。

M-150 Championshipは18チームで構成され、同じくホーム&アウェーで34試合を戦います。

リーグの上位2チームが1部へ自動昇格、3位から6位のチームで昇格プレーオフを行います。
この昇格プレーオフはリーグの3位と6位、4位と5位がホーム&アウェーで試合を行い、その勝者が同じくホーム&アウェーで戦います。
そして勝ったチームが1部昇格となります。また下位3チームが3部へ降格します。

Thai League 3

※2022年9月10日追記 T3のリーグスポンサーが決定し正式名称が決まりました。また各ディビジョンごとのチーム数なども併せて変更しました。

そして最後はT3。正式名称は

「Kong Salak Plus League」

といいます。
T1、T2はともに2022年8月12日(金)に開幕するのですが、T3は2022年9月10日(土)開幕と、1か月ほど遅く開幕します。

また、リーグの正式名称だけでなく日程もまだ発表されていませんし、リーグに参加するクラブもまだ発表されておりません。
そのため、ここでは昨シーズンのクラブ数をもとに紹介していきます。

T3はタイの各地区ごとでリーグが分かれており、なんとチーム数は76!
内訳は北部12、東北部14、首都圏14、東部12、西部12、そして南部が12です。

まずは各地区でリーグ戦を行い、それぞれの地区の上位2チームが「National Championship Stage」へと進みます。

「National Championship Stage」は各地区から勝ち上がった12チームが2つのリーグに分かれ、総当たりで戦います。
そして各リーグの1位、そして2位同士の勝者の計3チームが2部へと昇格します。

ということで、T1からT3全て合わせると、なんと110ものクラブがタイにはあります。
こんなにあるの?と思った人も少なくないのでは?

カップ戦について

次にカップ戦について説明します。タイには2つのカップ戦があります。

FAカップ

まずはタイFAカップ。大会スポンサーは象のロゴのチャーンビールでお馴染みのChang(チャーン)です。
そのため「Chang FA Cup」と呼ばれています。

こちらは日本でいうところの天皇杯に位置する大会でT1~T3のクラブの他にアマチュアリーグのクラブも参加します。

試合は全て1発勝負のトーナメント戦。優勝チームはACLの出場権(ストレートイン)が与えられます。
※ただし2022-2023シーズンはACLプレーオフの出場権

試合は決勝戦以外は平日の水曜日を中心に開催されることが多いです。

リーグカップ

大会スポンサーはトヨタです。そのため「トヨタ・リーグカップ」になりますが、昨シーズンはリーグ名と同じく「Revo League Cup」でした。

こちらは日本でいうところの「ルヴァンカップ」です。ただ「ルヴァンカップ」と異なるのはT1~T3全てのカテゴリーのクラブが参加することと、1発勝負のトーナメント戦だということです。

FA杯同様、決勝戦以外は主に水曜日を中心とした平日に開催されます。

リーグ戦の合間の平日に行われるのと、FA杯のようにACLの出場権を得られないこともあって、T1のクラブはメンバーを落として試合をする傾向にあり、そのためジャイアントキリングが起こりやすい傾向があります。

以上、ここではリーグ戦とカップ戦について説明しました。これでもうあなたもタイリーグ通です!

2.タイリーグ1の全クラブ紹介

ここからはタイリーグのクラブを紹介していきます。まずはT1(タイの1部リーグ)の16クラブから。
クラブの紹介コメントと注目選手はあくまでも僕個人の感想なので、ご了承くださいませ。

T1チーム紹介(全16クラブ)

ブリーラム・ユナイテッド

                                                               

【本拠地】
ブリーラム県
【スタジアム】
チャーンアリーナ 
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:1位
FAカップ:優勝
リーグカップ:優勝
【クラブ紹介】
タイを代表するビッグクラブ。昨シーズンは見事三冠達成。
スパチョークが札幌に移籍してもスパチャイ、ティーラトンやササラックなど代表レギュラークラスが多くプレーするので、大幅な戦力ダウンの心配なし。
【この選手をチェック!】
15 ナルバディン(DF)・・・チームをまとめるキャプテン。右サイドをダイナミックに駆け上がるプレーが魅力。

BGパトゥム・ユナイテッド

【本拠地】
パトゥムターニー県
【スタジアム】
BGスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:2位
FAカップ:8強
リーグカップ:8強
【クラブ紹介】
一昨年のリーグ王者も昨季は前半途中の監督交代が裏目に出て一時は低迷。しかし手倉森監督が就任してからは急上昇。ACLも決勝T進出を果たした。今季も着実に補強し優勝も狙える戦力に。
【この選手をチェック!】
8 ウォラチット(MF)・・・昨シーズン途中でチョンブリーから移籍。クラブだけでなく、タイ代表でもスズキカップなどで活躍。
顔に似合わぬダイナミック且つ華麗なプレーが魅力。

トゥルー・バンコク・ユナイテッド

【本拠地】
パトゥムターニー県
【スタジアム】
タマサートスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:3位
FAカップ:3回戦敗退
リーグカップ:8強
【クラブ紹介】
毎年上位にいるし、いいサッカーをするし、タイ代表も多く輩出しているけどなんか地味な印象。エンブレムもユニフォームもかっこいいけど地味。多分今年もきっと地味に強いと予想される。もっと人気になってもいいと思うんだけどな。
バンコク・ユナイテッドを名乗りながら実はバンコクのクラブじゃないあたりに理由があるのかも。
【この選手をチェック!】
19 トリスタン・ドー(MF)・・・171cmと小柄だけどいかにも気が強そうな風貌から、タイ代表で喧嘩最強説が。
実際プレーもハードだしけっこうダーティー。

ムアントン・ユナイテッド

【本拠地】
ノンタブリー県
【スタジアム】
サンダードームスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:4位
FAカップ:3回戦
リーグカップ:2回戦
【クラブ紹介】
一昔前はティーラシン、チャナティップ、ティーラトンなどタイ代表のスターを多く抱え、ドリームチームなんて名乗っていたりもしていたが、親会社の資金難で選手を売りまくった結果低迷。
しかしイケオジ監督のマリオによりチームは復活の兆しが。そして今季はチェンライから若手有望株のMFエカニット、タールアからGKカーウィンとFWアディサックを呼び戻すなど、超意外な積極補強。今季は更に上を目指せる戦力になった。
【この選手をチェック!】
18 ウィーラテップ(MF)・・・中盤を支配するスケールの大きな選手。間違いなく本物。次にJリーグに行くのは彼かも。

リオ・チェンライ・ユナイテッド

【本拠地】
チェンライ県
【スタジアム】
リオ・チェンライスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:5位
FAカップ:3回戦
リーグカップ:4強
【クラブ紹介】
FA杯を3度優勝しているように、カップ戦に強い印象。リーグ戦も常に上位にいるが、今シーズンは期待の若手エカニットをはじめ、主力選手の放出が目立つ。果たして新戦力がその穴を埋めることができるか。
【この選手をチェック!】
18 マルコ(DF)・・・今季ムアントンより加入。名前でもお察しの通りイタリア生まれだがタイ国籍を持つ選手。
身長2mという恵まれた身体を活かせれば代表も期待できるのでは?

ノンブア・ピッチャヤFC

【本拠地】
ノンブアランプー県
【スタジアム】
ピチャヤスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:6位
FAカップ:8強
リーグカップ:16強
【クラブ紹介】
昨季の昇格組ながらリーグ4位の35失点とT2でも強みだった守備力を活かし6位と大健闘。しかしリーグ得点王のハミルトンと守備の要アイルトンなど主力が次々と移籍。試練の年に。
【この選手をチェック!】
20 ヘイス(FW)・・・コンサドーレ札幌にも所属したことがあるブラジル人FW。昨季の得点王ハミルトンの穴を埋められるか?
※8/20追記 コンサドーレサポの方からこちらのヘイスは同姓同名の別人ではないかとご指摘を受け確認したところ、確かに別人でした。再度調べたところ、昨シーズンT2のムアンガン・ユナイテッドでプレーしたブラジル人FWでした。改めて訂正します。またご指摘いただきありがとうございました!

チョンブリーFC

【本拠地】
チョンブリー県    
【スタジアム】
チョンブリースタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:7位
FAカップ:2回戦
リーグカップ:4強
【クラブ紹介】
2010年代中盤までは毎年優勝争いに加わっていた強豪もここ数年は中位から下位が定位置に。
育成には定評があるチームだけに選手は育つがそれを他チームに奪われてしまう悪循環が原因か?古豪復活に期待したい。
【この選手をチェック!】
5 クリサダ(DF)・・・U23からフル代表にも選ばれた期待の若手DF。悪人顔。

ポートFC

【本拠地】
バンコク都
【スタジアム】
PATスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:8位
FAカップ:3回戦
リーグカップ:1回戦
【クラブ紹介】
大補強&リーグ優勝経験を持つ監督の就任で優勝を目指すはずが、まさかの8位と信じられないほどの低迷。
雪辱を期す今季は昨季のリーグ得点王のハミルトンをはじめ有力選手を次々と獲得。また監督もタイリーグ経験豊富なクーパー氏を招聘。
今季こそ悲願の優勝を勝ち取り、美人オーナーのマダム・ペーンを胴上げしたい。
【この選手をチェック!】
25 ハミルトン(FW)・・・昨季のリーグ得点王を獲得。彼がゴールを量産すれば優勝争いに加われるし、反対に彼が不調なら・・・。

ナコン・ラーチャシマ・マツダFC

【本拠地】
ナコン・ラーチャシマ県
【スタジアム】
80年記念スタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:9位
FAカップ:準優勝
リーグカップ:1回戦
【クラブ紹介】
東北地方最大の都市にあるクラブだが、残念ながら同じ東北地方のブリーラムに人気も成績もリードされている。
サポーターの熱気はブリーラムにも負けておらず、熱い声援を受け選手も奮起してほしい。
【この選手をチェック!】
10 デル・ピノ(MF)・・・新加入のスペイン人MF。10番を背負うあたりに期待を感じる。登録名は名前の「タイロン」になる可能性も。

コンケーン・ユナイテッド

【本拠地】
コンケーン県
【スタジアム】
コンケーンスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:10位
FAカップ:2回戦
リーグカップ:1回戦
【クラブ紹介】
同じコンケーンのコンケーンFCが3部へ降格する中、昇格組ながら10位と健闘。熱いサポーターを味方に今季も大暴れできるか。             
【この選手をチェック!】
71 イブソン・メロ(FW)・・・昨季はリーグ2位の17ゴールをマーク。彼の残留はクラブにとって何よりも大きかった。
今季も引き続きキャプテンも務め、プレーだけでなくメンタル面でもチームを引っ張る存在。

ポリス・テロFC

【本拠地】
バンコク都
【スタジアム】
ブンヤチンダースタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:11位
FAカップ:4強
リーグカップ:2回戦
【クラブ紹介】
前身のテロサーサナ時代は、かつてはチャナティップや元鹿島の岩政大樹もプレーしたチーム。ポリス・ユナイテッドと合併後は中位から下位が定位置になってしまったが、ランサン監督のもと、少しずつ魅力的なサッカーを見せ始めてきている。
ちなみにスタジアムはドンムアン空港の近くにある。
【この選手をチェック!】
14 ティーラテップ(FW)・・・クラブのレジェンド的存在。37歳ながらキャプテンも務めチームをまとめる。

ラーチャブリーFC

【本拠地】
 ラーチャブリー県
【スタジアム】
ミトポンスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:12位
FAカップ:2回戦
リーグカップ:3回戦
【クラブ紹介】
地味ながらも強いというチームだったけど、昨季は成績まで地味に。
※8/11追記 スポンサー契約終了により、今季よりラーチャブリーFCへと名称変更。
ホームスタジアムのミトポンスタジアムはリーグ有数の美しいスタジアム。一見の価値あり。
【この選手をチェック!】
11 フォルテス(FW)・・・今季より新加入のカーボベルデ代表のウインガー。映像を見たところスピードとテクニックに優れており、もしかしたら今年ブレイクする可能性が。ちなみにカーボベルデはアフリカの北西にある国。
※当初はアルヴィンと記載していましたが、登録名がフォルレスとなったため変更しました

PT・プラチュアップFC

【本拠地】
プラチュアップキリカーン県
【スタジアム】
サム・アソ・スタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:13位
FAカップ:1回戦
リーグカップ:4強
【クラブ紹介】
2018シーズンに昇格後、6位→9位→10位ときて昨季は13位。シーズンで活躍した選手は翌年他クラブに引き抜かれるという、中堅クラブの悲しき宿命で戦力ダウンが続く。地方クラブとして何とか意地を見せてほしい。
【この選手をチェック!】
27 ナタポン(DF)・・・降格したスパンブリーから加入した代表歴もあるセンターバック。しかもいきなりキャプテンに指名され、期待の大きさがうかがえる。

ランプーン・ウォーリアーFC

【本拠地】
ランプーン県
【スタジアム】
 メー・グアン・スタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:1位(T2)
FAカップ:3回戦
リーグカップ:1回戦
【クラブ紹介】
昨季のT2を制し、2011年のクラブ創設以来初の1部昇格。ランプーン県はチェンマイから車で40分ほどのところにある 小さな町だが日系の工場も多く、意外と日本人が住んでいる。
オーナーがチーム強化に熱心との噂で、今季は1部リーグで旋風を巻き起こすことができるか。
【この選手をチェック!】
9 ターレス(FW)・・・昨季のT2リーグ得点王に輝いたブラジル人ストライカー。彼がゴールを量産すれば、十分T1でも戦えるはず。

スコータイFC

【本拠地
スコータイ県
【スタジアム】
タレー・ルアン・スタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:2位(T2)
FAカップ:1回戦
リーグカップ:予選敗退
【クラブ紹介】
昨季のT2を2位で終わり見事自動昇格で2シーズンぶりのT1復帰。元々リーグ3位やFA優勝の経験もあり、他の昇格チームには負けられないところ。またスコータイと言えば遺跡が有名。観戦だけでなく観光も楽しめる。
【この選手をチェック!】
8 新井涼平(MF)・・・ヴァンフォーレ甲府から今季加入してきた選手。甲府で主将まで務めた彼が何故タイリーグでプレーするのかについてはここで触れないが、タイに来たからには、素晴らしいプレーを見せてほしい。

ランパーンFC

【本拠地】
ランパーン県
【スタジアム】
ランパーンスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:4位
FAカップ:3回戦
リーグカップ:1回戦
【クラブ紹介】
昨季のT2はリーグ4位ながら昇格プレーオフを制し、最後の1枠をゲット。戦力的には物足りなさを感じるが、土壇場で昇格を手にした精神力と運でどこまで踏ん張れるか。ちなみに今回昇格した3クラブはいずれもタイ北部のクラブ。チェンライも含めたタイ北部勢がどこまでやれるか楽しみ。             
【この選手をチェック!】
馬場 悠企(MF)・・・シーズン途中でランパーンに加入後、広い視野と正確なパスでクラブの昇格に貢献。
タイで10年間、様々なクラブでプレーした経験を、初のT1で戦うクラブに落とし込んでほしい。

ということで、今季T1を戦う16クラブを紹介しました。

昨シーズンまでのひとこと解説の方が100倍楽でしたが、でも僕自身もこうやって1チームずつチェックしたことで、だいぶ詳しくなった気がします。

ちなみに戦力分析の結果、補強がうまくいっているなと感じたのは、

ムアントン・ユナイテッドBGパトゥム・ユナイテッドポートFC

の3チームでした。

まあ、タールア(ポートFCの愛称)サポとしては、シーズン前のこの時期だけは大きく期待しちゃうんですけどね。

3.タイリーグ2とタイリーグ3の注目クラブ紹介

そしてT2(2部リーグ)とT3(3部リーグ)のクラブ紹介です。
さすがに全クラブというわけにはいかないので、それぞれ今季注目のクラブを3つずつ紹介していきます。

まずはT2から。

T2注目の3クラブ

トラートFC

【本拠地】
トラート県
【スタジアム】
トラート・スタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:3位(T2)
FAカップ:不参加
リーグカップ:不参加
【クラブ紹介】
昨季は残り6節まで首位を走りながら終盤に失速。結果3位で昇格プレーオフへ。
その昇格プレーオフも決勝まで進むも、ホームで行われた2ndレグでは残り数分のところで追いつかれ、昇格を逃すという結果に。
昨季の悔しさをバネに今季こそ優勝しT1を果たしたい。
【この選手をチェック!】
4 片野 寛理(DF)・・・10年以上タイを中心にアジアのクラブでプレーするタイリーグ日本人プレーヤーのレジェンド的存在。40歳を迎える今もチームの守備の要。

カスタムズ・ユナイテッド

【本拠地】
サムットプラカーン県
【スタジアム
ラートクラバーン54スタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:15位(T2)
FAカップ1回戦
リーグカップ:不参加
【クラブ紹介】
昨季は降格圏ギリギリの15位と寂しい結果に終わったが、今季は信じられないほどの戦力アップに成功。まずポートFCでキャプテンを務めたこともあるMFシワコーンをはじめ、同じくMFのカンナリンなど数名がポートFCから移籍。そしてサムットプラカーンシティから、日本人MF坂井大将も獲得。その他クラビFCからブラジル人FWディ・エスティファノなど近年にない補強を行った。
T2残留どころか昇格プレーオフも狙える陣容となった今季は大いに期待したい。ちなみにホームスタジアムはスワンナプーム空港の近く。
【この選手をチェック!】
16 シワコーン(MF)・・・何故タールアが彼を放出したのか未だに謎だが、カスタムズにとっては願ってもない補強。
見た目以上にフィジカルも強く、またボランチとして視野の広いプレーを見せる好選手。

ラプラチャFC

【本拠地】
バンコク都
【スタジアム】
NTスタジアム(旧TOTスタジアム)
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:16位(T2)
FAカップ:1回戦
リーグカップ:1回戦
【クラブ紹介】
昨季はリーグ16位と本来ならばT3降格なのだが、7位のムアンガン・ユナイテッドがクラブライセンスの更新が認められず、まさかのアマチュアリーグ降格。結果ラプラチャFCが繰り上げとなり、ラッキーな形でのT2残留となった。
今季はドンムアン空港に近いNTスタジアム(旧TOTスタジアム)をホームスタジアムとし、まずはT2残留を目指す。             
【この選手をチェック!】
マチューカ(MF)・・・タイだけで7クラブも渡り歩いた37歳のパラグアイ人MF。
ラプラチャでは2020シーズンよりプレーし、主将も務める。

※すみません。退団していました。要チェック選手は実際に観戦してから改めて追記します。

以上、T2で要チェックなのはこちらの3チームでした。惜しくもT1昇格を逃したチーム、辛くもT2残留を果たしたチーム、T3降格のはずがまさかの残留となったチームと、チーム状況はバラバラですが、今季はそれぞれ頑張ってくれると思います。

さて、お次はT3のチーム。さすがにここまでくると選手もよく分からないので、注目選手は省略します。その代わりにどうでもいいプチ情報を載せておきます。

T3注目の3チーム

コンケーンFC(東北地区)

【本拠地】
コンケーン県
【スタジアム】
コンケーンスタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:16位(T2)
FAカップ:1回戦
リーグカップ:予選敗退
【チーム紹介】
T1経験もあるクラブが昨季はT2で17位と低迷し、ついにT3降格。同じコンケーンのライバルクラブでしかも歴史の浅いコンケーン・ユナイテッドがT1で10位と健闘しただけに、余計に寂しさを感じる。
何としても今季はT2に返り咲いて、宿敵コンケーン・ユナイテッドの後を追いたいところ。
ちなみにコンケーンにはもう1つ、コンケーン・モーディンデンFCというクラブがあり、今季はこのクラブとコンケーンダービーを行うことになる。
【コンケーンプチ情報】
コンケーンはガイヤーン(鶏の炭火焼き)が美味しいお店が多い。コンケーンに行ったらぜひ!

ソンクラーFC(南部地区)

【本拠地】
ソンクラー県
【スタジアム】
ティンスラーノン・スタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:3位(T3)
FAカップ:8強
リーグカップ:2回戦
【チーム紹介】
タイ南部の都市ソンクラーにあるクラブ。ホームスタジアムは代表の試合や国際大会でも使用される、4万人以上収容の立派なスタジアム。コロナ前は大勢のサポーターがこのスタジアムを埋めたことも。
昨季はFA杯で準々決勝まで勝ち上がるなど、実力もある。早くT2そしてT1に昇格し、スタジアムをサポーターで埋めてほしい。
【ソンクラープチ情報】
ティンスラーノン・スタジアムは海に近いスタジアムとしても有名。また、クラブのエンブレムは人魚が描かれているが、ソンクラーのビーチには黄金の人魚像がある。

パッタニーFC(南部地区)

【本拠地】
パッタニー県
【スタジアム】
レインボー・スタジアム
【昨シーズンの成績】
リーグ戦:5位(T3)
FAカップ:不参加
リーグカップ:予選敗退
【チーム紹介】
チームが強いとかいい選手がいるとか、そういう事では一切なく、ただ単純に大砲のエンブレムとホームスタジアムが
「レインボー・スタジアム」 という名前だというだけで推したクラブ。個人的に3年前からこのスタジアムに行きたかったが、コロナなどにより行けずにいた。今年こそ。
【パッタニープチ情報】
レインボーというだけあって、スタジアムはカラフル。どんなスタジアムなのか気になる人はぜひ調べてみてほしい。

以上、T3の注目クラブでした。T3まで行くと推す理由が選手とかクラブの強さとかそういうところから外れてますが、これがこのタイリーグガイドの魅力だと思ってもらえれば。←自分で言わない

4.タイリーグの情報収集に役立つサイトなど

さて、ここからはタイリーグの情報収集に役立つものを紹介していきます。
僕も普段利用している優れものばかりです。

①タイリーグ公式サイト

https://thaileague.co.th/131

まずはやっぱり公式サイトでしょう。
タイ語表記だけでなく、英語表記もちゃんとあります。

日程や順位、試合結果だけでなく、試合開始の約1時間前くらいからスタメンも確認ができます。

僕も重宝しているサイトです。

②タイプレミアリーグに行こう!

https://tpljp.net/

タイリーグの日本語情報はこちらが元祖ではないかってくらい、歴史のある情報サイトです。

僕がタイリーグの観戦を始めた時にはこのサイトくらいしか情報収集できるものがなく、本当にお世話になりました。
今でも昔のリーグの名前がサイト名になっていますが、ちゃんと更新はされています。

③英語版ウィキペディア

https://en.wikipedia.org/wiki/2022%E2%80%9323_Thai_League_1

(注:上のリンクは2022-2023シーズンのタイリーグ1のものを貼ってあります。)

タイリーグの公式サイトに次いで利用頻度が高いのがウィキペディア。

タイリーグだけでなく、各クラブの選手の情報なんかはここでチェックすることが多いです。

移籍情報なんかは公式発表の前に何故か先にこちらに載ってたりします。ただしたまにガセネタもあったりしますが。

日本語版でも情報は出てきますが、情報が古かったりするので断然英語版がおすすめです。

④各クラブのFacebookページ

公式サイトを運営しているクラブもありますが、タイのクラブは何故かFacebookで情報発信をするところが多いです。

そのため各クラブの情報についてはFacebookで確認するのがベター。

特にカップ戦は試合の日程が発表されるのが遅く、リーグの公式サイトよりクラブのFacebookページの方が情報が早かったりします。

また、下部カテゴリーの試合は急な試合時間変更や開催場所の変更があったりしますので、そのあたりもチェックしておくことをおすすめします。

あと、コロナ渦で観戦の可否や観戦する条件(ワクチン接種など)はFacebookで情報を得ることが多かったので、やっぱりこちらも重宝しています。

⑤ツイッター

情報ツールとして最後に紹介するのが、ツイッター。

実は結構便利なんですよ。僕もツイッターでかなり情報を得てます。

タイリーグの情報を発信するアカウントや、タイ在住のタイリーグファンのアカウントなんかは押さえておくと非常に便利です。

また、タイでプレーする選手やクラブで働くスタッフ、また代理人を務める方なんかもツイッターを利用していて、試合の感想や移籍情報などをツイートしているので非常に面白いです。

ということでツイッターも要チェックですよ!

以上、タイリーグ観戦に便利なサイトの紹介でした。

5.恒例!2022-2023シーズンの順位予想!

さて、前編を締めくくる前にここで毎年恒例の順位予想をやっちゃいます。

ちなみに昨シーズンの予想はこうでした。

優勝 ポートFC
2位 BGパトゥム・ユナイテッド
3位 バンコク・ユナイテッド
4位 ブリーラム・ユナイテッド
5位 サムットプラカーン・シティーFC

そして結果はこうでした。

優勝 ブリーラム・ユナイテッド
2位 BGパトゥム・ユナイテッド
3位 バンコク・ユナイテッド
4位 ムアントン・ユナイテッド
5位 チェンライ・ユナイテッド

・・・なんかすみません。

優勝と予想したタールアは8位と大不振でしたし、5位に予想したサムットプラカーンにいたっては16チーム中15位でT2降格ですからね。

まあそれでも2位と3位は当たってるし、それにダークホースと予想したムアントン・ユナイテッドが4位に入ったりと意外といい線ついてますよね。←あくまでもポジティブ

さて、過去の話はそれくらいにして、今シーズンの上位予想をします。

過去2シーズンはタールア(ポートFCの愛称)サポとして、どうしても願望を込めポートFCを優勝にしてましたが、今シーズンからはそういう事をせず、純粋に戦力を分析し予想します。

そんなガチ予想はこちらです!

優勝 ポートFC
2位  ムアントン・ユナイテッド
3位  ブリーラム・ユナイテッド
4位  BGパトゥム・ユナイテッド
5位  バンコク・ユナイテッド

え?なんですか?願望じゃないですよ。真剣に予想しましたから。

まず優勝はタールア。今季こそです。まず補強がえぐい。昨シーズンの得点王のハミルトン、そして鉄壁の守備を誇っていたチームの守備の要アイルトンをそれぞれノンブアから獲得。

昨シーズン大躍進したノンブアの鉾と盾を両方奪ったわけですから、これはえぐい。

それ以外にもサムットプラカーンから右サイドバックのスパナンや、イラク代表のDFプトロス、それとKリーグでプレーしたブラジル人FWのネゲバなども加入。

極めつけはタイのU-23代表でイングランドのオックスフォードに所属するMFベン・デイビスまで獲得するなど、オーナーのマダム・ペンの金に糸目をつけない補強でもう完全にオフの主役状態。

その一方でボランチのシワコーンとカンナリンが揃ってT2のカスタムズに移籍するなど、ボランチの層が薄い気もしますが、それでも戦力は圧倒的。

それに加え、過去にブリーラムやムアントンなどで指揮を執った経験もあるスコット・クーパーを監督に迎え、盤石としか言いようがありません。

あとはクーパー監督の戦術が選手とマッチすることと、マダム・ペンが選手起用をクーパー監督に任せてくれれば死角はありません。
昨シーズンの後半のようなジリ貧状態になることはないはず。いえ、あってはならないことです。

ということで願望ではなく、あくまでも冷静に判断しての優勝予想です。あとちょっとだけ願望。←やっぱり

続いて2位に予想したのがムアントン・ユナイテッド。

昨シーズンは本当に監督の描くサッカーを選手が実践できていた気がするんですよね。
非常にいいサッカーをしていたと思います。

そして今シーズンはMFエカニットをチェンライから獲得し、FWアディサックやGKカーウィンという元ムアントンのレジェンドをタールアから呼び戻すという、積極的な補強を行いました。

数年前は親会社の資金不足で、選手だけじゃなく練習場も売却するんじゃないかって噂が出たとは思えないほどの金払いの良さ。

昨シーズンは4位でしたが、今シーズンはそれ以上もあるんじゃないかってことで2位にしました。

3位はブリーラム・ユナイテッド。昨シーズンの三冠(リーグ、FA杯、リーグ杯)のチームを3位って何言ってんのって感じですが、いや強いですよ。確かに強い。

スパチャイ、ティーラトン、ササラック、パンサー、それにナルバディンなどタイ代表が揃ってますし、チームとしての熟練度も恐らくタイリーグ1だと思います。

でも何だろう。2シーズン続けてやられたら、他の15チームが恥ずかしいだろって話なんですよ。
ごめんなさい。マイナスポイントはそれくらいです。

スパチョークが札幌に移籍したのがマイナスポイントといえばそうなんですけど、でもブリーラムでもそこまで絶対的な選手じゃなかったから、チャナティップがムアントンから抜けた時とは全然違うんですよね。

でも無理くり3位にしました。ええ、無理くりです。

4位はBGパトゥム・ユナイテッドです。これまたいい選手は揃ってるし、補強もしっかりやって強いですきっと。
手倉森監督が就任してからチームの成績も上がってるし、当然優勝争いに加わってくると思いますよ。

でも順位予想を上からやっていったら、ここにするしかないんですもん。

5位はバンコク・ユナイテッド(以下BUFC)。4位までは僕の中で横一線なんですけど、5位のBUFCはその4チームから1段落ちるかな。

ティティパンやトリスタン・ドー、アーノンなどいい選手はたくさんいるんですけどね。

ヘベルチが未だに中心選手としてやっているのが、何かチームの若さを奪っている感があって。
ヘベルチはムアントンとBUFCではめっちゃゴールを挙げてるのにタールアでは全然だったのが腹立たしいというのもあるんですけど。

いずれにしても3位くらいまではあっても、優勝するようなチームじゃないのでこのあたりかなと。

以上、優勝から5位までのチームを予想してみました。

あとはこちらも毎年恒例の、今シーズンの台風の目、ダークホース的なチームを予想します。

先ほど紹介した5チーム以外で、今シーズン面白そうなチームは・・・

ランプーン・ウォーリアー

です。

一昨年はT3優勝、昨年はT2優勝でT1に昇格してきたんですよね。

昨シーズンのノンブアもそうなんですけど、T2を優勝して昇格するチームというのはやっぱり力があるわけで。
今のT1を見る限り、中位くらいに収まっても不思議じゃないなと。

何よりオーナーがチーム強化に力を入れているというのが強みです。

開幕戦はアウェイでタールアと当たりますが、そこで勝っちゃったりしたら勢いに乗っちゃうんじゃないかな。
タールアサポとしては絶対にそんな事になってほしくないけども。

ということで、昇格組のランプーン・ウォーリアーに注目です!

以上、順位予想&ダークホースを発表しましたが、あくまで予想ですので、外れても

「このド素人が!」

とか

「お前の目は節穴か!」

とか言わないようにどうかひとつ。

6.最後に・・・。

最後に・・・と言っても、まだ後編があるので終わりではないのですが、前後編に分けても、やっぱり相当なボリュームになってしまいました。

大丈夫ですかね。ついてきてくれてますかね。引いてませんかね。

と、ここまではリーグやクラブの紹介といった内容になってますが、明日お届けする

「いざ!観戦」編

は、よりマニアックな内容に仕上がっております。

タイリーグ観戦7年、そしてタイのスタジアムを30か所以上訪れたサッカーバカ(もう自分で言っちゃいます)だからこその情報をお届けします。

って、大丈夫ですかね。ついてきてくれてますかね。引いてませんかね。(2度目)

というわけで、明日の「いざ!観戦」編もお楽しみに!そして一刻も早く後編が読みたいという方のために、リンクを貼っておきますね。

どうも、きーきあっです。今年も作りました、タイリーグ観戦ガイド。しかも今年は前編と後編の2部構成でお届けしております。昨日アップした前編の「タイリーグの基礎知識」編はもう読んでいただけましたでしょうか?まだの方はこちらからどうぞ! で、後編は、...

 

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!

 

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