どうも、きーきあっです。
久しぶりのサッカー観戦です。
そしてその試合とは、タイFAカップの準々決勝です。
タイFAカップとは、日本でいう天皇杯に位置し、優勝チームにはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の2次予選出場権が与えられます。
僕が応援するタールア(ポートFCの愛称)がACLで戦う姿を観るのが夢なので、ここは是非とも勝ち上がってもらいたい。
という事で今回はタイFAカップ準々決勝、
【ポートFC対チェンライ・ユナイテッド】
の観戦記です。
対戦相手のチェンライ・ユナイテッドはこの時点でリーグ戦2位の強豪。
そして昨年のタイFAカップチャンピオンでもあります。
さて、愛するタールアはそのチェンライ相手にどのような試合をしたのでしょうか?
スタジアムへGO!
試合はタールアのホームスタジアム、PATスタジアムで行われました。
この日は平日という事で、仕事終わりにバイクでスタジアムまで向かいました。
平日夕方ということもあり、結構な渋滞でしたが、キックオフ1時間前になんとかスタジアムに到着。
スタジアムショップでシーズンチケットを提示し、チケットをゲット。
日本と違い、タールアのシーズンチケットはカップ戦のチケットも値段に含まれるのでお得なんです。
こちらがそのチケットです。
そして週末に行われるムアントン・ユナイテッド戦のチケットも受け取りました。
これはラッキー!
いざ、観戦!
開門時間を過ぎていたので、急いでスタジアムの中に入ります。
スタジアム前に出ている屋台でパット・ママー(インスタントラーメンを使った焼きそば)とフライドチキン、そしてもち米を購入しました。
そして飲み物はコーラ。もうジャンクすぎてデブの食事。
両チームの選手が入場しました。
平日のカップ戦でしたが、メインスタンドはほぼ埋まり、バックスタンドやゴール裏もなかなかの入りでした。
こちらアウェイのチェンライ・ユナイテッド。
そして我らがタールア。この日22番のロチェラ選手がスタメン出場しました。
外国人のFWを続々補強し、リーグ戦は出番がありませんが、キャプテンのロチェラ選手に期待です。
試合前恒例の円陣。
激を飛ばすマダムペーン。
さあ、キックオフです!
なんとなく体が重い感じのチェンライに対し、ホームのタールアは積極的に攻め、先制点を挙げます!
11番スマンヤー選手が決めアナウンスもされましたが、その後の公式発表ではオウンゴールに変更となりました。
さらにそのスマンヤー選手がスルスルとドリブルで相手選手をかわして、2点目も決めます。
強豪、そして前年度王者を相手にまさかの2点リード!
そしてそのまま2-0で前半終了。
勢いに乗るタールは後半に3点目を決めます。
フィリピン代表の左サイドバック、15番のMartin Steuble選手のクロスを5番のスアレス選手が頭で合わせゴール!
まさかの3点リードに大盛り上がりのスタジアム!
と思いきや、すぐに1点を返されてしまいます。それでもまだ楽勝ムード。
しかしここで流れが一変。チェンライの猛攻が始まります。
そしてペナルティーエリア内でポートの選手がハンドの反則を犯しPK。
PKを決められついに1点差。
その後もチェンライの猛攻が続きますが、その流れを変えたのが11番William選手の退場。
この日2枚目のイエローカードが出され、退場してしまいました。
チェンライが1人少なくなったところで息を吹き返したタールアが反撃しますが、こちらもことごとくチャンスを外し、結局そのまま3-2でタールアがチェンライを下し、準決勝進出です!
喜びに沸くゴール裏のタールアサポ。
試合の感想なぞ・・・。
カップ戦なので、正直内容よりも勝ち上がることが重要だと思いながら観ていましたが、内容も良かったです。
特に前半は、スペインリーグだったら観客が「オーレ!」を連発するような見事なパス回しでした。
3点リードした後はチェンライの反撃に遭い、相手が退場者を出すまでは追いつかれるのでは、逆転されるのでは、とヒヤヒヤしましたが、とにかく勝ててよかった。
そして強がりを言うなら、3-0と楽勝するより、接戦で勝った方が週末のムアントン戦に向け気も引き締まってよかったなあと。
そして何より、この日は7番のパコーン選手について触れたいと思います。
ここ最近の観戦記でも、パコーン選手のプレーについてあまり良い感想を書いていなかったのですが、この日に関してはとても良かったです。
プレーもそうですが、ボールを獲られた後、そして守備時にもボールを奪い返そう、ボールを奪おうという気持ちが強く伝わってきました。
その証拠に途中交代の際には拍手どころか、パコーンコールがサポーターから起こっていました。
基本的に個人のコールやチャントというのは殆どタイでは聞かないので、それだけサポーターの心にも響いたのでしょう。
パコーン選手をはじめ、この日のタールアの選手は動きも良かったですし、とにかく勝つ!という思いが観ている側にとても伝わるプレーでした。
もしこれで逆転負けを喰らったとしても、僕としては選手を責めることもせずむしろ拍手を送っていたと思います。
1つだけ、1つだけ敢えて言わせてもらうなら、途中出場した31番のヌルン選手。
彼に対してだけは残念な思いがあります。
まあ、ことごとくチャンスを潰していました。少なくとも2点いや3点は決められるチャンスがありました。
ヌルン選手がそのうち1点でも決めてくれていたら、すごく楽な展開だったんですけどね。
ゴールを外すというのは仕方ないとも思えるのですが、なんか自信がなさげなんですよね。
昨シーズンのようなイケイケ感がないというか。
今シーズン結果を残せていないので、余計に消極的というか弱気になっているのがさらに悪循環になっている気がします。
タールアもかなり攻撃的な選手を補強しており、選手層も厚くなりましたが、リードされた時に流れを変えるもしくはとどめを刺すような選手が残念ながら足りないかなと。
そういう意味ではスピードのあるヌルン選手が昨シーズンのようなプレーを見せてくれるのを期待したのですが。
それはそうと、これでタールアはベスト4進出。
他に勝ち上がったのはブリーラム、バンコク・ユナイテッド、ラーチャブリーの3チームです。
この記事を書いている8/10(土)の時点では対戦相手が決まっていませんが、何とか次も勝って決勝へ進み、そして決勝でも勝ってACL行きの切符を手にしてほしいです。
という事で、頑張れポートFC!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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