どうも、きーきあっです。
2022年カタールW杯のアジア最終予選も日本が無事出場を決めましたよね。
一時はどうなるかと思いましたが、突破するだけでなく気がつけば3/28時点でグループの首位にも立ちました。
↑3/29に行われた最終戦でベトナムと引き分け、結局2位でW杯出場となりました。はあ・・・。
予選も苦戦しましたし、監督も含め課題は色々ありますが、とりあえずホッとしました。おめでとうございます!
さて、そんな中でタイ代表はというと、残念ながら今回のW杯は2次予選で敗退してしまいました。
西野さんが監督に就任し、これはいけるかなとも思ったのですが、甘くはなかったですね。
とはいえ、その後タイ代表は東南アジア王者を決めるスズキカップで見事2大会ぶりの優勝を果たしました。
優勝という結果だけでなく、ライバルのベトナムにも完勝したりと内容でも他の国を圧倒しました。
チャナティップやティーラトンなどJリーグへ移籍し活躍する選手も出てきたりと、間違いなくレベルは上がっているので、次回は最終予選へ進んでそしてW杯出場を狙ってほしいです。
で、先日そんなタイ代表の親善試合が2試合行われました。
1試合目はネパール代表と対戦しました。この試合はチョンブリーで行われたのですが、2-0で勝利を飾りました。
そして2試合目はスリナムと対戦すしたのですが、この試合はバンコクで行われ、そして試合が日曜日ということもあってこれは観に行こうということになりました。
その前にタイトルにもありますが、
スリナムってどこよ!?
皆さん、スリナムって国をご存知でしょうか?
すみません、僕はこの親善試合で初めてスリナムという国の存在を知りました。そして慌ててスリナムについて調べてみました。
スリナムは南米に位置し、旧オランダ領のため公用語がオランダ語とのことです。これは南米では珍しいのだそうです。
そしてこの旧オランダ領というのが、サッカーファンにとってとても大事なポイントなんです。
というのも、過去の名選手と呼ばれるオランダ人プレイヤーの中でスリナム出身だったりスリナム系移民の選手が多いんです!
まずスリナム出身の選手の中で一番びっくりしたのが、僕の大好きなダーヴィッツ!
その他にもセードルフやハッセルバインク、そしてJリーグ第1号ゴールを挙げた元ヴェルディのマイヤーなんかもそうなんです。
そしてスリナム系移民の選手はもっとすごい!
まずライカールトにフリットといったレジェンドから、クライファートやライツィハーといった元バルサ勢、それに最近でいうとデ・ヨングやファンダイク、ワイナルドゥムなんて名前も。
あとは懐かしいところではジュビロ磐田でもプレーしたファネンブルグなんかもそうなんです。
と、これだけ名選手を輩出しているということは、スリナムという国自体もサッカーは強いんじゃないかなって思ってしまいますよね。
で、調べたところ、スリナムは地理的には南米大陸にあるもののサッカーは北中米カリブサッカー連盟に加盟しているため北中米予選に参加しています。
そして今回のカタールW杯予選は一次予選でカナダに次ぐ2位だったため、残念ながら一次予選敗退でした。
とはいえカナダは今回W杯出場を果たしているので、一概に情けない結果とは言えないかも。
ということで、果たして強いのか弱いのか全く分からないまま、試合を観に行くのでした・・・。
スタジアムへGO!
この日試合が行われたのは、BGパトゥム・ユナイテッドのホームスタジアムであるLEOスタジアムでした。
スタジアムまでは観戦仲間が車で連れて行ってくれたので、バンコク都心から1時間ちょっとで到着しました。
こちらがLEOスタジアムです。バンコクから少し離れますが、ここは好きなスタジアムの1つです。
スタジアムの前にはユニフォームなどの代表グッズ売り場や商品のプロモーションを兼ねたゲームコーナーなどがあって、さながらお祭り気分です。こういうの好きです。
その一方でこちらはATKの検査場。
こちらでワクチン接種の証明を見せるかATK検査を受けるかをして、ユニフォームや服にシールを貼ってもらわないとスタジアムの中には入れません。
もちろん僕達もワクチンの接種証明を見せて、無事スタジアムの中に入ることができました。
いざ、観戦!
ということでスタジアムの中に入りました。
今回僕達はメインスタンドのチケットを購入しました。値段は500バーツ(約1,750円)です。
タイリーグのチケットと比べると倍以上しますが、それでも代表の試合をメインスタンドでこの金額で観られるんですから、安いですよねー。
スタジアムのモニターには我らがタールアのオーナー、マダムペーンが出演するCMが流れていました。
こちらメインスタンドからの眺めです。専用スタジアムなので観やすいです。
左はタイ代表のマスコットキャラクター、右はAISという通信会社のマスコットです。
ピッチでは両チームの選手がアップを始めました。
こんな間近で代表選手を見られるなんて。
こちらはJリーグファンにもお馴染み、元マリノスのティーラトン選手。
現在はブリーラム・ユナイテッドに所属しており、Jリーグでの経験を活かしたプレーを見せてくれています。
タイ代表監督のアレシャンドレ・ペルキング氏。西野さんの後を継ぎ就任してから、スズキカップ優勝など確実に結果を出しサポーターのハートを掴んでいます。
ちなみにブラジル人です。あとポルキン氏と表記されることもあるみたいです。
スタジアムへ向かう途中には小雨もぱらついていて天気も心配したのですが、このようにきれいな夕焼けも出るほどに。
風も吹いて観戦には気持ちのよい天気になりました。
時間になり両チームの選手が入場してきました。
整列した後は両国の国歌が流れました。当たり前ですが初めてスリナムの国歌を聴きました。
ゴール裏のサポーター。
さて、試合ですが、前半は圧倒的にタイ代表ペース。前線から激しいプレスをかけボールを奪い速攻という流れが見事にハマります。
ただ、ゴールを決めるには至らず時間が過ぎていきました。
しかし前半27分にタイが先制ゴールを挙げます!決めたのは我らがタールアのボーディン選手!
左サイドからドリブルで切れ込み、見事なシュートを決めてくれました。
さすが天才ボーディン!
前半はそのまま1-0で折り返しましたが、後半はスリナムペース。
危ないシーンが何度もありましたが、GKのシワラック選手の2度にわたるスーパーセーブなどで何とか1-0のまま試合終了。
タイ代表がスリナム代表を下し、先日のネパール戦に続き親善試合2連勝を飾りました。
こちら試合後に挨拶に来たスリナム代表の選手。
一方こちらはタイ代表の選手たち。またも真ん中にマダムペーンがいます。常に主役ですね。
試合の感想なぞ・・・。
前半のパス回し、特にティーラトン、ボーディン、スパチョークが左サイドから崩すシーンは見ごたえがありました。
また、守備もセンターバックを中心にしっかりと相手をケアーできていました。
後半はスタミナ切れなのか、相手に攻め込まれるシーンが多かったけど、何とか守り切ったのは評価できると思います。
一方スリナムの選手ですが、そこまでテクニックやスピードがあったようには見えませんでしたが、それでも後半は何度か決定的なシーンを作り出していましたし、フィジカルの強さはタイにとっても脅威でした。
とはいえ親善試合。もちろん1-0という結果は嬉しいですし、ゴールを決めたのが我らがタールアのボーディン選手ということも嬉しかったですけど、タイリーグの試合とは違って、この日はとにかく試合を楽しもうと思って観戦していました。
前半とは打って変わって、攻められっぱなしの後半はヒヤヒヤしましたが、それでも久しぶりの代表の試合は楽しめました。
それは試合内容もそうですし、スタジアムの雰囲気もそうですし。
実は対戦相手のスリナムもよく知らなかったし、スタジアムもバンコク都心から微妙に距離はあるし、観に行こうか迷っていたりもしたのですが、いつもタールアの試合を一緒に観戦している仲間が行ってみたいと言ってくれたので行くことになりました。
結果、観に行って良かったなあって思います。やっぱり代表の試合は面白いですね。
これが自分の思い入れがない国だったらそこまでは思わないかもしれませんが、今や僕にとってタイ代表はある意味日本代表より熱く応援できるチームだったりします。
もちろん日本代表を一番に応援していますし、W杯でも頑張ってほしいですが、それと同じくらいの気持ちで応援できる代表チームがあるっていうのは、幸せなことだなあなんて思います。
ですので次回のW杯はまずアジア最終予選まで勝ち上がって、そこで日本や韓国などを相手に戦う姿が見たいです。
ということで、これからもタイリーグはもちろん、タイ代表も応援していきます。
頑張れ!タイ代表!
以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!
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